海外勢、日本国債の売越額1.3兆円――日銀買いオペ、減額観測 政策修正で投資家需要増 円安けん制との思惑も
2023/08/22 日本経済新聞 朝刊
債券市場の一部で日銀が国債買い入れオペ(公開市場操作)を減額するとの思惑が浮上している。日銀の政策修正を受けた利回り
上昇で投資家需要が強まるなか、日銀への売却が細っているためだ。円安をけん制する目的でも国債の買い入れ減額を見込む声もあ
り、日銀のオペを巡り神経質な展開となりそうだ。
日銀は現在、1%の利回りで無制限に買い入れる「指し値オペ」と、市場参加者が提示した価格が割安な順に買い入れる従来型の
国債買い入れオペを実施している。減額観測が浮上しているのは従来型のオペで、残存5~10年の国債は現在1回あたり6750億円
買い入れている。
背景にあるのは日銀への売却意欲の弱まりだ。月間ベースで全年限の応札額の合計を落札額の合計で割った応札倍率を見ると、
8月は足元までで2.0倍と日銀が異次元緩和を始めた2013年以降で最も低い。「日銀がイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、
YCC)で抑え込む残存5~10年の国債で流動性低下が顕著だ」(東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト)との声もある。
日銀の臨時オペを受けて外国為替市場で円安に振れる場面があるなど、日銀が金利を抑え込む姿勢を強めれば円安に振れやすく
なる。一方、オペが実際に減額されれば円高が進む可能性も市場で意識されている。
徒然なるままにコピペ日記 第7章
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