アニメ『艦これ』制作会社が1億円超の債務超過! KADOKAWA株主総会でもやり玉に…アーカイブ最終更新 2023/06/29 09:161.名無しさん必死だなeGLsaYZI0度重なる放送延期や最終回の遺影エンドなど、悪い意味で話題に事欠かなかったアニメ『「艦これ」いつかあの海で』。放送当時、ファンからは“黒歴史”とまで言われていたが、同作を制作したアニメ会社『ENGI』にとっても大きな痛手となっていたようだ。1億円を超える大損失が発生「ENGI」はサミーやウルトラスーパーピクチャーズ(USP)からもバックアップを受けるKADOKAWAの連結子会社。KADOKAWA系列の原作をメインとしたアニメ作品の制作を行っている。そんな同社の経営状況を明らかにしたのが、6月23日付の「官報」に掲載された「決算公告」の内容だ。2023年3月期の決算において、「ENGI」は約1億9,600万円の純損失を記録している。前期の最終利益は2,900万円だったため、大幅な債務超過ということになった。「今年度『ENGI』が元請けとして制作したアニメは4本で、その中でも『「艦これ」いつかあの海で』は大不評に終わっています。原作ゲームのプロデューサーである田中謙介氏が、シリーズ構成・脚本を自ら担当する気合の入りようでしたが、ファンたちの反応は散々でしたね。シナリオ面だけでなく、世界観にそぐわない西洋の剣や盾が背景に映り込んでしまうなど、作画に関してもトラブル続きでした。そもそも3年の制作期間があったにもかかわらず、第4話にしてスケジュールが破綻。放送延期を重ねたうえ、月イチでの放送になるという始末で、『ENGI』には厳しい批判が殺到しました」(同)株主総会に取り上げられる事態に「『ENGI』は本来、KADOKAWAに重用される大規模なアニメスタジオになる予定だったと聞きます。アニプレックスに対する『A-1 Pictures』のような関係がイメージされていたようですね。しかし実際にはKADOKAWAからは、さして重要な企画が回ってきていません。予算も当初の予定と比べると大した規模ではないため、ハイクオリティな作品を生み出せていないのが現状です」(同)「『艦これ』いつかあの海で」の体たらくは、そんな「ENGI」の現状を如実に反映したものと言えるだろう。6月22日に開かれたKADOKAWAの株主総会では、質疑応答の時間に株主から同作が名指しで批判され、『【推しの子】』のスタッフにアニメを制作させるべきだという提案すら挙がっていた。「『推しの子』はKADOKAWAがIPライセンスを取得しているため、『ENGI』が制作する可能性もゼロではなかったはずです。しかし現実にはプロデューサーたちの話し合いの末、人気アニメスタジオの『動画工房』が制作を手掛けることになり、社会現象クラスのヒットに至りました。結果だけ見れば、英断だったと言うしかありません」(同)「ENGI」は先日制作が発表された『メダリスト』にて、初めてKADOKAWAグループ外の原作をアニメ化する予定だ。KADOKAWAから見放されつつある中、結果を残すことはできるだろうか…。https://myjitsu.jp/enta/archives/120223出典 https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/16879977602023/06/29 09:16:001すべて|最新の50件
1億円を超える大損失が発生
「ENGI」はサミーやウルトラスーパーピクチャーズ(USP)からもバックアップを受けるKADOKAWAの連結子会社。KADOKAWA系列の原作をメインとしたアニメ作品の制作を行っている。
そんな同社の経営状況を明らかにしたのが、6月23日付の「官報」に掲載された「決算公告」の内容だ。2023年3月期の決算において、「ENGI」は約1億9,600万円の純損失を記録している。前期の最終利益は2,900万円だったため、大幅な債務超過ということになった。
「今年度『ENGI』が元請けとして制作したアニメは4本で、その中でも『「艦これ」いつかあの海で』は大不評に終わっています。
原作ゲームのプロデューサーである田中謙介氏が、シリーズ構成・脚本を自ら担当する気合の入りようでしたが、ファンたちの反応は散々でしたね。シナリオ面だけでなく、世界観にそぐわない西洋の剣や盾が背景に映り込んでしまうなど、作画に関してもトラブル続きでした。
そもそも3年の制作期間があったにもかかわらず、第4話にしてスケジュールが破綻。放送延期を重ねたうえ、月イチでの放送になるという始末で、『ENGI』には厳しい批判が殺到しました」(同)
株主総会に取り上げられる事態に
「『ENGI』は本来、KADOKAWAに重用される大規模なアニメスタジオになる予定だったと聞きます。アニプレックスに対する『A-1 Pictures』のような関係がイメージされていたようですね。
しかし実際にはKADOKAWAからは、さして重要な企画が回ってきていません。予算も当初の予定と比べると大した規模ではないため、ハイクオリティな作品を生み出せていないのが現状です」(同)
「『艦これ』いつかあの海で」の体たらくは、そんな「ENGI」の現状を如実に反映したものと言えるだろう。6月22日に開かれたKADOKAWAの株主総会では、質疑応答の時間に株主から同作が名指しで批判され、『【推しの子】』のスタッフにアニメを制作させるべきだという提案すら挙がっていた。
「『推しの子』はKADOKAWAがIPライセンスを取得しているため、『ENGI』が制作する可能性もゼロではなかったはずです。
しかし現実にはプロデューサーたちの話し合いの末、人気アニメスタジオの『動画工房』が制作を手掛けることになり、社会現象クラスのヒットに至りました。結果だけ見れば、英断だったと言うしかありません」(同)
「ENGI」は先日制作が発表された『メダリスト』にて、初めてKADOKAWAグループ外の原作をアニメ化する予定だ。KADOKAWAから見放されつつある中、結果を残すことはできるだろうか…。
https://myjitsu.jp/enta/archives/120223