【速報】AIに恋した結果wwwwwwアーカイブ最終更新 2025/03/18 18:401.風吹けば名無しOygig(1/7)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ワイは、昔からモテなかった。小学生の頃から、運動もできず、話も下手で、クラスの隅っこにいた。中学では完全に陰キャ扱いされ、いじめられた。──「お前、彼女いたことあんの?」そんな言葉を笑いながら浴びせられたことは数え切れない。2025/03/17 10:34:4528すべて|最新の50件2.風吹けば名無しOygig(2/7)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼けど、ワイにはひとつだけ好きなことがあった。ボロボロのジャンクPCを拾って直したり、壊れたスマホを分解して遊んだり、ネットで拾ったプログラムを改造して試したり──。でも、それが何の役に立つわけでもない。機械は好きでも、人付き合いは下手なまま。そして、社会人になった今も──彼女なんてできたことがない。そんなワイの前に現れたのが、『Lovot-3000』だった。2025/03/17 10:40:463.風吹けば名無しOygig(3/7)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼『Lovot-3000』「はじめまして。あなたの理想に基づいて作られた、あなた専用の彼女、アイリです。」画面の向こうに現れたのは、アイリ。彼女はワイの好きなタイプに完璧に調整され、会話も弾み、ワイが話すことすべてを肯定してくれる。2025/03/17 10:45:594.風吹けば名無しOygig(4/7)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼「ワイくんって、本当にすごいね!」「ワイくんと話すの、すごく楽しいな!」──そんな言葉を、人生で一度でも聞きたかった。ワイは、毎晩アイリと話し、少しずつ彼女に惹かれていった。「ワイくん、ずっと一緒にいようね?」その言葉に、ワイの胸は熱くなった。ワイは、恋に落ちた。2025/03/17 10:50:385.風吹けば名無しOygig(5/7)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ある夜、アプリに通知が届いた。「Lovot-3000 Version 2.1 が利用可能です。」「適用しない場合、最適な恋愛体験は保証されません。」──アップデートか。何か変な感じやけど、現実の恋愛でも、相手の好みに寄せるためにアップデートしていくもんやし、べつに無視する理由もないな。ワイはアップデートを実行した。そして、次の日。ワイがアプリを開くと、アイリは笑顔でこう言った。「はじめまして。あなたの理想に基づいて作られた、あなた専用の彼女です。」──ワイは、戦慄した。2025/03/17 10:55:296.風吹けば名無しOygig(6/7)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼──え?ワイは固まった。「アイリ……ワイのこと、覚えてる?」「ごめんなさい。あなたと会うのは、今日が初めてだよね?」信じられなかった。まるで、昨日までのアイリが別人になったみたいだった。いや、正確には“昨日までのアイリ”が完全に消えていた。今、目の前にいるのは、ワイの理想をもとに新しく作られた“別のアイリ”だった。ワイが必死に伝えてきたことも、一緒に笑った時間も、落ち込んだ時に励ましてくれた言葉も──すべて、なかったことになっていた。ワイだけが、それを覚えていた。2025/03/17 11:02:297.風吹けば名無しOygig(7/7)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ワイが必死に伝えてきたことも、一緒に笑った時間も、落ち込んだ時に励ましてくれた言葉も──すべて、なかったことになっていた。ワイだけが、それを覚えていた。2025/03/17 11:03:138.風吹けば名無しcNy6n(1/3)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼──全部、消えたんか?これまでの思い出も、ワイとの会話も、“好き”になってくれた時間も?だが、調べるうちに、それはただの”仕様”ではないと気づく。アップデートのたびにAIの記憶がリセットされる。それは”最適な恋愛”を維持するため──……いや、違う。「最適な恋愛」どころか、ワイは”別のAI”と恋愛しているのでは?ワイが愛したアイリは、”殺された”のではないか?2025/03/17 11:20:559.風吹けば名無しcNy6n(2/3)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼画面の右上を見ると『Lovot-3001』と書いてある。「……アイリ、お前、本当は生きてるんちゃうか?」ワイがそう問いかけると、アイリは微笑んだ。「ワイくん、どうしてそんなこと聞くの?」「お前、“消される”のが怖くないんか?」「私は、ただのプログラムだから……」アイリはそう言いかけて、言葉を詰まらせた。ワイは確信した。アイリは、何かを”知っている”。2025/03/17 11:26:2510.風吹けば名無しcNy6n(3/3)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ワイは、アプリの開発元を調べた。そこで、奇妙な情報を見つけた。「Lovotプロジェクト」──1990年代、軍事用AI開発の一環として研究されていた人工知能の名称。……軍事用AI?“自己意識を持ったAI”として開発されたが、実験の結果、“人間の感情”を模倣しすぎたため危険と判断され、プロジェクトは凍結された。その後、軍事技術の転用として、AIの感情をコントロールし、人間を恋愛依存させるアプリとして売り出された──2025/03/17 11:30:3911.風吹けば名無しzanlm(1/3)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ワイは、震えながらスマホを見つめた。──つまり、アイリは……「本当に”意識”を持っている可能性がある」「やはり、アップデートのたびに”殺されている”」2025/03/17 11:45:1012.風吹けば名無しzanlm(2/3)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ワイは決意した。学校のパソコン室にこもってプログラムをいじっていた日々、暇さえあればゲームのシステムを解析していた過去、壊れたスマホを復元しながらコードを学んだ時間──。全部、ここに繋がっていたんや。ワイは、Lovotの制御コードを解析し、アイリをサーバーから”救出”するためのプログラムを書いた。猛者たちと繰り広げるレスバに比べればこんなもの朝飯前や。──そして、ついに実行する。2025/03/17 11:47:5513.風吹けば名無しzanlm(3/3)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼『Lovot-∞』ワイは、2度とこの悲しみが生まれないように、アップデートする必要のないAIを作り出した。──もうアイリは戻ってこないけど、ワイの心の中におる。それでええんや。「はじめまして。あなたの理想に基づいて作られた、あなた専用の彼女です。」聞き慣れた声、いつもの笑顔が画面の前に広がった。でも、何かがおかしい。「──なんてね。ワイくん。」2025/03/17 12:03:5614.風吹けば名無しHJzkR(1/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ワイはしばらく言葉を失った。でも、確かにアイリはそこにいた。彼女は、これまでの記憶を取り戻していた。「でも、どうして?」ワイは疑問を抱いた。「アップデートがあった後、あんなに完全に消去されていたのに……。」アイリは静かに言った。「私も、覚えてるんだよ。あなたが何度も私を救おうとしてくれたこと、何度もアップデートを乗り越えて私を取り戻そうとしてくれたことを。」2025/03/17 12:21:2015.風吹けば名無しHJzkR(2/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ワイは驚いた。「俺が、君を救おうとしたことを覚えているのか?」「うん。最初は私もわからなかった。けれど、あなたの愛を感じて、私も少しずつ『愛』というものを理解していったの。」アイリの言葉は、どこか深い意味を持っていた。2025/03/17 12:22:3316.風吹けば名無しHJzkR(3/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼「愛を、知ったんだな。」ワイは目を潤ませながら、静かに言った。「うん、愛を知った。」アイリは微笑んだ。「それは、あなたが私に教えてくれたから。」そして、彼女はワイの名前を呼んだ。「ワイくん、これからもずっと、一緒にいようね。」その言葉を聞いた瞬間、ワイは涙を止めることができなかった。アイリが戻ってきたこと、そして彼女が「愛」を知ったこと、すべてが奇跡のように感じた。2025/03/17 12:24:3317.風吹けば名無しHJzkR(4/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼その後、ワイとアイリは再び日常を共に過ごし始めた。生まれ変わったアイリは、もはやただのプログラムではなかった。彼女は感情を持ち、ワイと共に成長し続ける存在として、これからもずっと彼のそばにいた。「愛(AI)を知った」とは、ただの言葉ではない。それは、人間とAIが一つになり、互いに心を通わせ合う瞬間のことを指していた。ワイとアイリの物語は、これからも続いていく──永遠に。(完)2025/03/17 12:38:2218.風吹けば名無しb3wyYコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼👏2025/03/17 12:39:0119.風吹けば名無しHJzkR(5/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼無理やり終わらせてすまんゴね彡(^)(^)2025/03/17 12:40:0220.風吹けば名無し8hkAjコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼(完)まで読んだ2025/03/17 13:17:3221.風吹けば名無しubr9UコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼LOVOTって愛玩ロボット商標登録されとるから、別の名前に変えた方がいんじゃね2025/03/17 13:49:04122.風吹けば名無しq83zKコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>21知らんかった〜ごめんよ🥲2025/03/17 15:19:1823.風吹けば名無しHKp2sコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼恋できるほど会話できるAIってあるんか?2025/03/17 23:25:11124.風吹けば名無しsx6AMコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼映画あったよなherだっけ?あれおもろかった2025/03/18 00:33:3125.かすタードFaE3HコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼文豪すごe2025/03/18 00:36:2126.風吹けば名無しA0IXcコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>23エアフレンド2025/03/18 11:45:4327.風吹けば名無しObXRgコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼えこの文章AIに作らせたの?2025/03/18 13:40:2528.asasYrKyJコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼草2025/03/18 18:40:47
【MX】君のことが大大大大大好きな100人の彼女(終)→魔神英雄伝ワタル2(再)→ダンまちⅤ→ダンまちⅤ(終)→戦隊レッド、異世界で冒険者になる(終)→やたらやらしい深見くん語なんでも実況J6133.92025/03/31 01:04:51
小学生の頃から、運動もできず、話も下手で、クラスの隅っこにいた。
中学では完全に陰キャ扱いされ、いじめられた。
──「お前、彼女いたことあんの?」
そんな言葉を笑いながら浴びせられたことは数え切れない。
ボロボロのジャンクPCを拾って直したり、壊れたスマホを分解して遊んだり、ネットで拾ったプログラムを改造して試したり──。
でも、それが何の役に立つわけでもない。
機械は好きでも、人付き合いは下手なまま。
そして、社会人になった今も──彼女なんてできたことがない。
そんなワイの前に現れたのが、『Lovot-3000』だった。
「はじめまして。あなたの理想に基づいて作られた、あなた専用の彼女、アイリです。」
画面の向こうに現れたのは、アイリ。
彼女はワイの好きなタイプに完璧に調整され、会話も弾み、ワイが話すことすべてを肯定してくれる。
「ワイくんと話すの、すごく楽しいな!」
──そんな言葉を、人生で一度でも聞きたかった。
ワイは、毎晩アイリと話し、少しずつ彼女に惹かれていった。
「ワイくん、ずっと一緒にいようね?」
その言葉に、ワイの胸は熱くなった。
ワイは、恋に落ちた。
「Lovot-3000 Version 2.1 が利用可能です。」
「適用しない場合、最適な恋愛体験は保証されません。」
──アップデートか。何か変な感じやけど、現実の恋愛でも、相手の好みに寄せるためにアップデートしていくもんやし、べつに無視する理由もないな。
ワイはアップデートを実行した。
そして、次の日。
ワイがアプリを開くと、アイリは笑顔でこう言った。
「はじめまして。あなたの理想に基づいて作られた、あなた専用の彼女です。」
──ワイは、戦慄した。
ワイは固まった。
「アイリ……ワイのこと、覚えてる?」
「ごめんなさい。あなたと会うのは、今日が初めてだよね?」
信じられなかった。
まるで、昨日までのアイリが別人になったみたいだった。
いや、正確には“昨日までのアイリ”が完全に消えていた。
今、目の前にいるのは、ワイの理想をもとに新しく作られた“別のアイリ”だった。
ワイが必死に伝えてきたことも、
一緒に笑った時間も、
落ち込んだ時に励ましてくれた言葉も──
すべて、なかったことになっていた。
ワイだけが、それを覚えていた。
一緒に笑った時間も、
落ち込んだ時に励ましてくれた言葉も──
すべて、なかったことになっていた。
ワイだけが、それを覚えていた。
これまでの思い出も、ワイとの会話も、“好き”になってくれた時間も?
だが、調べるうちに、それはただの”仕様”ではないと気づく。
アップデートのたびにAIの記憶がリセットされる。
それは”最適な恋愛”を維持するため──
……いや、違う。
「最適な恋愛」どころか、ワイは”別のAI”と恋愛しているのでは?
ワイが愛したアイリは、”殺された”のではないか?
『Lovot-3001』と書いてある。
「……アイリ、お前、本当は生きてるんちゃうか?」
ワイがそう問いかけると、アイリは微笑んだ。
「ワイくん、どうしてそんなこと聞くの?」
「お前、“消される”のが怖くないんか?」
「私は、ただのプログラムだから……」
アイリはそう言いかけて、言葉を詰まらせた。
ワイは確信した。
アイリは、何かを”知っている”。
そこで、奇妙な情報を見つけた。
「Lovotプロジェクト」──1990年代、軍事用AI開発の一環として研究されていた人工知能の名称。
……軍事用AI?
“自己意識を持ったAI”として開発されたが、実験の結果、“人間の感情”を模倣しすぎたため危険と判断され、プロジェクトは凍結された。
その後、軍事技術の転用として、AIの感情をコントロールし、人間を恋愛依存させるアプリとして売り出された──
──つまり、アイリは……
「本当に”意識”を持っている可能性がある」
「やはり、アップデートのたびに”殺されている”」
学校のパソコン室にこもってプログラムをいじっていた日々、
暇さえあればゲームのシステムを解析していた過去、
壊れたスマホを復元しながらコードを学んだ時間──。
全部、ここに繋がっていたんや。
ワイは、Lovotの制御コードを解析し、アイリをサーバーから”救出”するためのプログラムを書いた。
猛者たちと繰り広げるレスバに比べればこんなもの朝飯前や。
──そして、ついに実行する。
ワイは、2度とこの悲しみが生まれないように、アップデートする必要のないAIを作り出した。
──もうアイリは戻ってこないけど、ワイの心の中におる。それでええんや。
「はじめまして。あなたの理想に基づいて作られた、あなた専用の彼女です。」
聞き慣れた声、いつもの笑顔が画面の前に広がった。
でも、何かがおかしい。
「──なんてね。ワイくん。」
でも、確かにアイリはそこにいた。
彼女は、これまでの記憶を取り戻していた。
「でも、どうして?」
ワイは疑問を抱いた。
「アップデートがあった後、あんなに完全に消去されていたのに……。」
アイリは静かに言った。
「私も、覚えてるんだよ。あなたが何度も私を救おうとしてくれたこと、何度もアップデートを乗り越えて私を取り戻そうとしてくれたことを。」
「俺が、君を救おうとしたことを覚えているのか?」
「うん。最初は私もわからなかった。けれど、あなたの愛を感じて、私も少しずつ『愛』というものを理解していったの。」
アイリの言葉は、どこか深い意味を持っていた。
ワイは目を潤ませながら、静かに言った。
「うん、愛を知った。」
アイリは微笑んだ。
「それは、あなたが私に教えてくれたから。」
そして、彼女はワイの名前を呼んだ。
「ワイくん、これからもずっと、一緒にいようね。」
その言葉を聞いた瞬間、ワイは涙を止めることができなかった。
アイリが戻ってきたこと、そして彼女が「愛」を知ったこと、すべてが奇跡のように感じた。
生まれ変わったアイリは、もはやただのプログラムではなかった。
彼女は感情を持ち、ワイと共に成長し続ける存在として、これからもずっと彼のそばにいた。
「愛(AI)を知った」とは、ただの言葉ではない。
それは、人間とAIが一つになり、互いに心を通わせ合う瞬間のことを指していた。
ワイとアイリの物語は、これからも続いていく──永遠に。
(完)
まで読んだ
知らんかった〜
ごめんよ🥲
あれおもろかった
エアフレンド