感情的になった理由の一つは、母が日曜のコンサートに来る予定だったからです。週の初めに彼女は後ろに倒れ、頭を打って入院しました。幸い彼女は無事ですが、ミシガン州への移動にはあまりにも弱っていました。コンサートの後、彼女はライブ配信を見たことを確認し、私が彼女のために演奏していることを知っていました。母の日に母と共有できたことに感謝して、涙ながらにこれを書いています。ママ、愛してる! 『マーラー9』は、絶望に陥ることなく苦しみを直接通り抜ける音楽のように感じられます。むしろ降伏、超越、平和、神の臨在の安らぎへと手を伸ばします。そして、セブンスデー・アドベンチストのブロムステッド・マエストロは、その精神をとても自然に体現しているように見えました。私は彼の中に、人生の苦しみの中でも神に近くにいたいという同じ真摯な願いを感じました――苦々しくなったり硬くなったりするのではなく、柔らかくなり、降伏したのです。 最終楽章の終わり(マーラーが賛美歌「Amide in Me」を織り交ぜる同じ楽章)で...最後のメモが消えた後、ホールの静寂は果てしなく感じられた。針が落ちる音さえ聞こえるほどだった。正直、それは神聖なもののように感じられた。まるで皆が、パフォーマンス以上のもっと深い何かが起こったことを一斉に理解しているかのようだった。確かに神は私たちの中にそこに住んでいました。
https://www.nhkso.or.jp/index.php
※前スレ NHK交響楽団 Part.102
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1671190657/
放送100年 N響 × アニメ「青のオーケストラ」スペシャル・コンサート
NHKホール
劇中の名曲をN響とともに――
2023年にNHKで放送されて人気を博したアニメ「青のオーケストラ」のSeason2が2025年10月にスタート。高校のオーケストラ部が舞台のこのアニメの大きな見どころは、登場人物たちによる、数々のクラシック曲の“演奏シーン”です。今回のスペシャル・コンサートでは、国内外で活躍する指揮者キンボー・イシイとN響が、主要キャラクターの演奏を担当する気鋭のヴァイオリン奏者2人を迎えて、アニメのシーンを彩る名曲の数々をホールに響かせます。
クリスマス・メドレー(もろびとこぞりて~アヴェ・マリア~ハレルヤ・コーラス/萩森英明編)
ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界から」― 第4楽章
チャイコフスキー/バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71a ―「花のワルツ」
サン・サーンス/歌劇「サムソンとデリラ」―「バッカナール」
バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 ― 第1楽章、第3楽章◆◇
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 ― 第1楽章から◆
芥川也寸志/交響管弦楽のための音楽
アニメ「青のオーケストラ」NHK番組ホームページ
https://www.nhk.jp/p/ts/3LMR2P87LQ/
ヴァイオリン:東 亮汰◆ (劇中で主人公・青野 一の演奏を担当)
ヴァイオリン:山田友里恵◇ (劇中で秋音 律子の演奏を担当)
ゲスト:土屋神葉(佐伯 直 役)
ゲスト:神谷浩史(佐久間 優介 役)
指揮:キンボー・イシイ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
司会:林田理沙 アナウンサー
第2053回 定期公演 Cプログラム
NHKホール
2025年12月Cプログラム 聴きどころ
ショパンとニルセン。生きた場所も時代も異なるが、それぞれに祖国の音楽的発展に大きく寄与した作曲家たちである。彼らの代表作を取り上げた本日の演奏会は、両者が作品を通して体現しようとした「祖国への想い」を深く味わうことのできる絶好の機会となるだろう。とりわけショパンのピアノ協奏曲は、この秋にワルシャワで開催されたコンクールの覇者による演奏だ。どのようなショパン像を見せてくれるのか、期待が膨らむ。(重川真紀)
ショパン/ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
ニルセン/交響曲 第4番 作品29 「不滅」
ピアノ:エリック・ルー(第19回ショパン国際ピアノコンクール優勝者)
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
映像の世紀コンサート
サントリーホール
加古隆/
パリは燃えているか 時の刻印 シネマトグラフ
はるかなる王宮 神のパッサカリア 最後の海戦
未来世紀 大いなるもの東方より
マネーは踊る 狂気の影 黒い霧
ザ・サード・ワールド 睡蓮のアトリエ
愛と憎しみの果てに
音楽・ピアノ:加古 隆
ナレーション:山根基世
指揮:下野竜也
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
公式
https://www.nhkso.or.jp/
※前スレ
NHK交響楽団 Part.112
https://lavender.7ch.net/test/read.cgi/classical/1758498371/
ベートーヴェン「第9」演奏会
NHKホール
名匠スラットキンとN響が紡ぐ、心に沁みる《第9》
《第9》を聴いて、一年を振り返りつつ、翌年に向けて気持ちを新たにする。慌ただしい年の瀬にあって、これは格別の喜びだ。このベートーヴェンの記念碑的大作は、なんど聴いても色褪せることがない。
今回のN響「第9」を指揮するのは、アメリカのレナード・スラットキン。N響とは1984年以来、くりかえし共演を重ねてきた名匠である。40年以上にもわたって楽団から継続的に招かれる客演指揮者は稀有な存在といってよい。指揮者とオーケストラの間に強い信頼関係が築かれている証だろう。
スラットキンはオーケストラを知り尽くした指揮者だ。音楽一家に生まれ、早くから指揮者としての経験を積み、やがて音楽監督を務めたセントルイス交響楽団を全米屈指の水準まで高めた。常にオーケストラから明瞭なサウンドを引き出し、自然な語り口で作品本来の姿を伝えることができる名指揮者である。加えて、温かみのある音楽が持ち味。心に沁みる《第9》を期待したい。
声楽陣も強力だ。中村恵理のソプラノ、藤村実穂子のメゾ・ソプラノ、福井敬のテノール、甲斐栄次郎のバリトンという豪華独唱陣に、新国立劇場合唱団が加わる。第4楽章の〈歓喜の歌〉が高らかに鳴り響くことだろう。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト)
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」
ソプラノ:中村恵理
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール:福井 敬
バリトン:甲斐栄次郎
合唱:新国立劇場合唱団
指揮:レナード・スラットキン
管弦楽:NHK交響楽団
NHK-FM 「第九」ラジオ ~ラジオが伝えた 日本の「第九」~
日本人が大好きなベートーヴェン作曲の「第九」。日本に広まった背景にはラジオの存在があった!放送100年の今年、知られざる「日本の『第九』事始め」をトークで楽しく紐解きながら、貴重な「第九」音源を聴き比べ。今さら聞けない「第九」の魅力に迫る番組。ドイツ語で「第九」を歌うコーナーも♪ 司会:阿佐ヶ谷姉妹/インタビュー出演:黒柳徹子
【司会】阿佐ヶ谷姉妹,【ゲスト】黒柳徹子,【解説】ドイツ文学者…矢羽々崇,指揮者・音楽学者…野本由紀夫,【出演】武蔵野音楽大学 准教授…ヨズア・バルチュ,【アナウンサー】赤木野々花
午後4:00 - 5:30(89分)
NHK-FM N響「第9」演奏会 2025
2025.12.18
玉川大学非常勤講師の野本由紀夫先生が解説・音楽監修を務められたNHK-FM特番「第九ラジオ:ラジオが伝えた日本の『第九』」が、好評につき再放送されることになりました。
本番組では、玉川学園が合唱で参加した「第九」日本初録音(1943年)の貴重な音源が放送されるほか、阿佐ヶ谷姉妹がMCを務め、番組の最後に第九の一節を合唱する際には、本学の音楽祭でも使用されている玉川FYEの第九教科書の楽譜と発音フリガナが使われています。
放送日時
2025年12月20日(土)14:20~16:05(105分)
NHK-FM
出演者
阿佐ヶ谷姉妹、黒柳徹子、矢羽々崇、野本由紀夫ほか
番組HP
https://www.nhk.jp/p/rs/QW636Y9PJ1/episode/re/915WNKN427
東京文化会館 大ホール(東京都台東区)
曲目ベートーヴェン全交響曲
指揮 :小林研一郎
管弦楽:岩城宏之メモリアル・オーケストラ(コンサートマスター 篠崎 史紀)
ソリスト:Sop.小川栞奈 Alt.山下牧子 Ten.笛田博昭 Br.青山 貴
合唱 :ベートーヴェン全交響曲連続演奏会特別合唱団 武蔵野合唱団
お話 :三枝成彰
(全席完売)
https://www.youtube.com/watch?v=d35B2OJdR2k
津軽海峡・冬景色
https://www.youtube.com/watch?v=cHZiH07QbkY
第135回 オーチャード定期
横浜みなとみらいホール 大ホール
ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92
ロッシーニ/歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
バーバー/弦楽のためのアダージョ
ワーグナー/楽劇「ワルキューレ」-「ワルキューレの騎行」
ヨハン・シュトラウスII世/ワルツ「美しく青きドナウ」作品314
指揮:トゥガン・ソヒエフ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:
https://www.youtube.com/watch?v=4SJp-DjdQS8&list=RD4SJp-DjdQS8
第2054回 定期公演 Aプログラム
NHKホール
2026年1月Aプログラム 聴きどころ
超人的なリズム感覚に裏打ちされたしなやかな身のこなしに加え、目、表情、全身の表現を用いてオーケストラから思い通りの音色を引き出す能力において、いま、トゥガン・ソヒエフの右に出る指揮者はいない。N響が毎年、この類い希(まれ)なマエストロとの共演を待ち望み、ともに音楽の歓びを分かち合う姿を、聴き手もまた待ちわびている。マーラーによる、一幕のオペラにも似た波瀾(はらん)万丈の大作。指揮者とオーケストラが繰り出す情報量に、聴き手も押し流されてしまうに違いない。(広瀬大介)
マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
指揮:トゥガン・ソヒエフ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.nhkso.or.jp/concert/phil26Jan.pdf
今回と同じ演奏順
https://www.youtube.com/watch?v=25tSq_dYL3c
旧来の演奏順
https://www.youtube.com/watch?v=VN5aG4kmdTs
https://www.youtube.com/watch?v=scZrRYTFR9U
第2055回 定期公演 Cプログラム
NHKホール
2026年1月Cプログラム 聴きどころ
音楽史を学びはじめたころ、近代フランス音楽にロシアからの強い影響があると言われても、よく理解ができなかった。洒脱(しゃだつ)と粗野の共通点とは? しかし、徐々に分かってきたのは、響きをブロック状の「モノ」として捉え、それをカラフルに彫琢(ちょうたく)してゆく点において両者が深い地点で?(つな)がっていること。たぶん、近代フランス音楽がドイツの影響から決定的に抜け出すためには、どうしてもこのアイデアが必要だったのだ。本日の4つの曲の連なりには、この一見すると不思議な音楽史の道筋がはっきりと示されている。(沼野雄司)
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
デュティユー/チェロ協奏曲 「遥かなる遠い国へ」
リムスキー・コルサコフ/組曲「サルタン皇帝の物語」 作品57
ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
チェロ:上野通明
指揮:トゥガン・ソヒエフ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:藤江扶紀
2026年1月29日(木) 開演 7:00pm [ 開場 6:20pm ]
第2056回 定期公演 Bプログラム
サントリーホール
2026年1月Bプログラム 聴きどころ
ロシア出身の指揮者として、この国から産まれた音楽作品を演奏し続けるトゥガン・ソヒエフが今回選んだプログラムは非常に興味深い。自らロシアの闇と向き合ったムソルグスキー、自分と大切な人とソ連のために曲を書いたショスタコーヴィチ、放浪を好みながらソ連に対応したプロコフィエフ。三者三様の生き様にも思いを馳(は)せることができる、3曲の名作を楽しみたい。(菊間史織)
ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編)/歌劇「ホヴァンシチナ」─前奏曲「モスクワ川の夜明け」
ショスタコーヴィチ/ピアノ協奏曲 第2番 ヘ長調 作品102
プロコフィエフ/交響曲 第5番 変ロ長調 作品100
ピアノ:松田華音
指揮:トゥガン・ソヒエフ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
1,000億売上減
499億大赤字
支那チョンの犬HKザマァ!笑
2026都民音楽フェスティバル参加公演
オーケストラ・シリーズ No. 57 NHK交響楽団
東京芸術劇場
モーツァルト/歌劇「イドメネオ」序曲
モーツァルト/フルート協奏曲 第1番 ト長調 K. 313
チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」作品20(抜粋)
フルート:工藤重典
指揮:横山奏
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
https://www.youtube.com/watch?v=ziP_1cV3Ryc
フルート協奏曲 第1番 ト長調 K. 313 高木綾子&藝大チェンバーオケ(学生オケ)
9年前藝大奏楽堂 オケでフルート吹いてる方は今は藝大講師兼Youtuber
https://www.youtube.com/watch?v=ayx7myWPm9c
バレエ音楽「白鳥の湖」作品20 解説
https://www.youtube.com/watch?v=bWYTsh5merY
https://www.youtube.com/watch?v=HXGgN0sMo40
https://www.youtube.com/watch?v=89BzShP2eYs
第2057回 定期公演 Aプログラム
NHKホール
2026年2月Aプログラム 聴きどころ
シューマンとワーグナーは、いわば水と油。かたやピアノ曲や歌曲で、かたや長大な楽劇で有名だ。しかしフィリップ・ジョルダンは、この2人の交差点を突いてきた。ライン川である。両者がこの大河川に注目したのは、偶然ではなかろう。19世紀なかばのドイツは、いまだ政治的に統一された国ではなかった。だからこそ「自然」に、言語や文化とならんで、アイデンティティを求めたのだ。時代状況が芸術を生む。だがその芸術は多様である。(舩木篤也)
シューマン/交響曲 第3番 変ホ長調 作品97「ライン」
ワーグナー/楽劇「神々のたそがれ」 ─「ジークフリートのラインの旅」 「ジークフリートの葬送行進曲」 「ブリュンヒルデの自己犠牲」*
ソプラノ:タマラ・ウィルソン*
指揮:フィリップ・ジョルダン
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
https://www.nhkso.or.jp/concert/phil26Feb.pdf
https://www.youtube.com/watch?v=3YqRo4Z9EjI
https://www.youtube.com/watch?v=epnKO1NEzto
https://www.youtube.com/watch?v=9Ly5phUjh4E
第2058回 定期公演 Cプログラム
NHKホール
2026年2月Cプログラム 聴きどころ
「邦人作曲家シリーズ」だ。100年前からNHK交響楽団(当時は新交響楽団)を率いた近衛秀麿の登場。近衛と言えば作曲よりも編曲に「創造の歓(よろこ)び」を見いだした大音楽家。だから今回も「作曲家シリーズ」なのに編曲作品。一方、指揮者マダラシュの愛するコダーイからは、N響との所縁(ゆかり)も深い「邦人作曲家」、間宮芳生(みちお)や外山雄三の音楽のひとつのモデルがみえてこよう。ラヴェル版《展覧会の絵》なら活躍するトランペット独奏はコンチェルトでどうぞ。(片山杜秀)
― N響100年特別企画「邦人作曲家シリーズ」 ―
コダーイ/ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
フンメル/トランペット協奏曲 ホ長調
ムソルグスキー(近衛秀麿編)/組曲「展覧会の絵」
トランペット:菊本和昭(N響首席トランペット奏者)
指揮:ゲルゲイ・マダラシュ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.youtube.com/watch?v=7zPLCCVm_Tk
https://www.youtube.com/watch?v=ZY8TYzgcFa8
ふつうのラヴェル編の展覧会の絵
https://www.youtube.com/watch?v=Oqq8X4nbr6s
第2059回 定期公演 Bプログラム
サントリーホール
2026年2月Bプログラム 聴きどころ
ドヴォルザークとブラームス。ともに、いわゆる「クラシック音楽」を代表する作曲家であり、両者の間には人間的にも音楽的にも深い交流があった。ただし本日の演奏会で取り上げられる曲目は、数多の演奏会で繰り返し取り上げられる超有名曲をいくつも書いた2人にしては、上演機会に恵まれているとはいいがたい。そうした作品の魅力が、チェコにもオーストリアにも縁のあるフルシャのタクトの下、どのように引き出されるだろう?(小宮正安)
ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53
ブラームス/セレナード 第1番 ニ長調 作品11
ヴァイオリン:ヨゼフ・シュパチェク
指揮:ヤクブ・フルシャ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.youtube.com/watch?v=h9tQBbFegF8
https://www.youtube.com/watch?v=H4JdDsY8Vjs
群響 千人の交響曲
https://www.youtube.com/watch?v=62hBgKy2VSA
https://www.youtube.com/watch?v=2-h7wR4Q_mI
シュパチェク フルシャ ベルリン放送響で 今回と同じ曲のリハーサル
N響大河ドラマ&名曲コンサート<特別編>
NHKホール
幻の作品の復活演奏と豪華コラボで贈る特別な一夜
大河ドラマの放送開始以来、ほとんど全てのテーマ音楽を演奏してきた“本家本元”NHK交響楽団による、年に1度のコンサート。3回目となる2026年は、注目の若手指揮者・沖澤のどかを迎え、和楽器や合唱とのコラボを含む、ひときわ華やかなラインナップでお贈りします。
勇壮なオープニング、「風林火山」(2007年)に続くのは、話題の最新作「豊臣兄弟!」(2026年)。池辺晋一郎がフランス由来の電子楽器、オンド・マルトノを取り入れた「独眼竜政宗」(1987年)と「八代将軍 吉宗」(1995年)は、ユニークな音色が特徴的です。
今回のハイライトは、幻の作品の復活演奏。没後30年の大作曲家、武満徹が手がけた「源義経」(1966年)の失われたスコアを、「春日局」(1989年)の坂田晃一が独自に再現、60年ぶりに蘇らせます。薩摩琵琶や龍笛を用いた斬新な響きは必聴です。
特別ゲスト・高橋英樹のデビュー作、「竜馬がゆく」(1968年)も、長く楽譜の所在が不明でしたが、2024年に亡くなった間宮芳生の書斎から見つかり、久々のお披露目となります。
「徳川家康」(1983年)には、オリジナル録音と同じ男声合唱の慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団が、「新選組!」(2004年)には、次世代を担うテノールの工藤和真が加わり、N響創立100年を祝う〈特別編〉のプログラムに花を添えます。
後半は恒例の“大河”にまつわるクラシック音楽。おなじみの《モルダウ》や、懐かしの名曲《ドナウ川のさざ波》など、優雅な調べに浸れるひと時をお約束します。西川彰一(NHK交響楽団 芸術主幹)
[第1部 大河ドラマ編]
風林火山(2007/千住 明)
豊臣兄弟!(2026/木村秀彬)
独眼竜政宗(1987/池辺晋一郎)
八代将軍 吉宗(1995/池辺晋一郎)
春日局(1989/坂田晃一)
源義経(1966/武満 徹[坂田晃一編])
夢千代日記(1981/武満 徹) ※NHK「ドラマ人間模様」から
竜馬がゆく(1968/間宮芳生)
徳川家康(1983/冨田 勲)
新選組!(2004/服部隆之)
ワーグナー(フンパーディンク編)/楽劇「神々のたそがれ」 ─「夜明けとジークフリートのラインの旅」
イヴァノヴィチ/ワルツ「ドナウ川のさざ波」
スメタナ/交響詩「モルダウ」
オンド・マルトノ:大矢素子
テノール:工藤和真
薩摩琵琶:友吉鶴心
龍笛:稲葉明徳
龍笛:纐纈拓也
龍笛:岩﨑達也
二十五絃箏:中井智弥
尺八:長須与佳
シンセサイザー:篠田元一
電子パーカッション:篠田浩美
男声合唱:慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
特別ゲスト:高橋英樹(俳優)
司会:田添菜穂子
指揮:沖澤のどか
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
東京・春・音楽祭2026
東京春祭ワーグナー・シリーズ vol. 17
《さまよえるオランダ人》(演奏会形式)
東京文化会館 大ホール
ワーグナー/歌劇「さまよえるオランダ人」(全3幕/ドイツ語上演・日本語字幕付)
ダーラント(バス):タレク・ナズミ
ゼンタ(ソプラノ):カミラ・ニールンド
エリック(テノール):デーヴィッド・バット・フィリップ
マリー(メゾ・ソプラノ):オッカ・フォン・デア・ダメラウ
舵手(テノール):トーマス・エベンシュタイン
オランダ人(バリトン):ミヒャエル・クプファー・ラデツキー
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:エベルハルト・フリードリヒ
合唱指揮:西口彰浩
音楽コーチ:トーマス・ラウスマン
指揮:アレクサンダー・ソディ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
第2060回 定期公演 Aプログラム
NHKホール
2026年4月Aプログラム 聴きどころ
本日のプログラムには、強烈なコントラストを備えた2曲が並ぶ。片や「ウィーン古典派」を代表するヨーゼフ・ハイドンによる《チェロ協奏曲第1番》、片やロマン派後期の作風を色濃く映すアントン・ブルックナーによる《交響曲第9番》である。古典派/ロマン派という時代様式のほかにも、創作初期/晩年、長調/短調、簡潔/長大、軽快/重厚、明澄/鬱屈、宮廷/市民、完成/未完のように、相反する特徴を探してゆけば枚挙に暇がないほどだ。数多のコントラストにより、それぞれの個性が際立って聴こえてくるに違いない。(髙松佑介)
ハイドン/チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob. VIIb?1
ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調
チェロ:ヤン・フォーグラー
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
https://www.nhkso.or.jp/concert/phil26April.pdf
第2061回 定期公演 Bプログラム
サントリーホール
2026年4月Bプログラム 聴きどころ
死の影が忍び寄る中にあっても、軽やかで清々しい調べを歌い上げるモーツァルトの《クラリネット協奏曲》。一方、死を弔う荘重な葬送行進曲から出発し、愛の成就と官能的な歓びへと大胆に変化していくマーラーの《交響曲第5番》。生と死のせめぎあいは、作曲家の生き様の中にとどまったのか。直接、音楽のうちに映し出されたのか。協奏曲と交響曲という王道の2曲を聴きながら、そんなことにも思いを巡らせてみてはいかがだろうか。(山本まり子)
モーツァルト/クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622
マーラー/交響曲 第5番 嬰ハ短調
クラリネット:松本健司(N響首席クラリネット奏者)
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.youtube.com/watch?v=eIJbCMUiyL8
https://www.youtube.com/watch?v=-laVYENKoI4
第2062回 定期公演 Cプログラム
NHKホール
2026年4月Cプログラム 聴きどころ
「邦人作曲家シリーズ」の第2弾。N響の歴代の指揮者にはコンポーザー/コンダクターの系譜がある。近衛秀麿(ひでまろ)、尾高尚忠、山田一雄、高田信一、そして外山雄三。外山に岩城宏之が委嘱した作に、山田が初演した伊福部の作。組み合わされるのは訪日した2人の大作曲家。プロコフィエフの協奏曲には日本的楽想が認められ、ブリテンはこの悲劇的な海の音楽を第2次世界大戦中に書いたあと、N響を振り、能の死生観に深く影響された。洋の東西の交わりを聴こう。(片山杜秀)
― N響100年特別企画「邦人作曲家シリーズ」 ―
外山雄三/管弦楽のためのディヴェルティメント
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
伊福部 昭/交響譚詩
ブリテン/歌劇「ピーター・グライムズ」―「4つの海の間奏曲」作品33a
ピアノ:反田恭平
指揮:下野竜也
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
N響 ゴールデン・クラシック 2026
サントリーホール
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
ピアノ:ジョージ・ハリオノ
指揮:梅田俊明
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
N響ベストクラシックス
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
リムスキー・コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」作品35
ピアノ:萩原麻未
指揮:リオ・クオクマン
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
第2063回 定期公演 Bプログラム
サントリーホール
2026年5月Bプログラム 聴きどころ
4曲とも1930年代の半ばから末までのほんの何年かの産物だ。しかも日独の作品だけ。2人の日本人作曲家は、マーラー門下のユダヤ人でナチの台頭もあって日本に活路を求めたプリングスハイムの弟子。作品の中身はというと、山田はマーラー、須賀田はヒンデミットに近しい。ハルトマンの作風もヒンデミットとつながるところがある。むろんファシズム、全体主義、軍国主義の影が4人を覆ってもいる。戦前・戦中を感ずるプログラムである。(片山杜秀)
― N響100年特別企画「邦人作曲家シリーズ」 ―
山田一雄/小交響詩「若者のうたへる歌」
ハルトマン/葬送協奏曲*
須賀田礒太郎/交響的序曲 作品6
ヒンデミット/交響曲「画家マチス」
ヴァイオリン:キム・スーヤン*
指揮:山田和樹
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.nhkso.or.jp/concert/phil26May.pdf
第2064回 定期公演 Aプログラム
NHKホール
2026年5月Aプログラム 聴きどころ
ブラームスの友人かつ伝記作家であったマックス・カルベックによると、《ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲》は放棄された第五交響曲の素材をもとに作曲されたのだという。この説は現在では否定されているものの、ここにはブラームスの幻の「第5番」を諦めきれない同時代人の心情が反映されているように思われる。
一方、ブラームスの《ピアノ四重奏曲第1番》を管弦楽編曲したシェーンベルクは、この編曲をブラームスの「第5番」だと冗談めかしつつも誇らしげに語っている。若き日のシェーンベルクはブラームスの熱烈な信奉者であり、まだ存命中の巨匠を遠くから尊敬の眼差しで見つめることもあったという。もしかすると、ブラームスの「第5番」を誰よりも心待ちにしていたのは、青年時代のシェーンベルクだったのかもしれない。(浅井佑太)
ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102
ブラームス(シェーンベルク編)/ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25
ヴァイオリン:クリスティアン・テツラフ
チェロ:ターニャ・テツラフ
指揮:ミヒャエル・ザンデルリンク
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
https://www.youtube.com/watch?v=WoDKl3Iztnk
https://www.youtube.com/watch?v=e1sX6JO81aw
https://www.youtube.com/watch?v=FdN8T4cxcSY
https://www.youtube.com/watch?v=NywzRoKEl10
https://www.youtube.com/watch?v=GT-w3R-d9Lo
原曲
https://www.youtube.com/watch?v=zB2ZfJf0T7g
第2065回 定期公演 Cプログラム
NHKホール
2026年5月Cプログラム 聴きどころ
ショスタコーヴィチとヴァスクス──2人を結び付けるのは、20世紀における社会主義の経験であろう。管理統制が暴力的に推し進められたソ連社会の現実を映し出すショスタコーヴィチに対して、ソ連崩壊後の祈りを表わすヴァスクス。彼らの対照的な音調は、まるで合わせ鏡のように、混沌(こんとん)を極める現代を映し出すかのようだ。(千葉 潤)
ヴァスクス/感謝の歌(2026)[NHK交響楽団、ラトビア国立交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、オーストラリア室内管弦楽団 共同委嘱作品/日本初演]
ショスタコーヴィチ/交響曲 第4番 ハ短調 作品43
指揮:アンドリス・ポーガ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:ジュリアン・ズルマン
今週はヘルベルト・ブロムシュテットとマーラー9と共に、私にとってそのような経験の一つでした。
ほぼ1世紀にわたる人生、苦しみ、信仰、知恵、音楽を生き抜いた98歳の指揮者と共にステージに立つこと...そして、彼がマーラーの深さを謙虚さ、人間性、そして確信をもって伝えているのを感じること...言葉で表すことはおそらく一生ないだろう。
ステージで彼の隣に座るほど、彼の魂の深さを感じ取ることができた。彼の中には誠実さがあった。なんて平和なのだろう。なんて優しい。しかしその下には、膨大な深い経験が潜んでいます。まるで何度もの人生を自分の中に宿しているかのように感じられた。
コンサートマスターとして、音楽を通じて同僚と直感的にコミュニケーションをとることができたことは大変光栄でした。彼が音楽が必要だと信じる場所で一緒に感じることができ、呼吸し、痛み、降伏し、超越するのだと。彼が最も大切にしている瞬間を目の当たりにできたのが大好きでした。特に民俗的な共同体的な部分を愛し、私たちに「思い切ってやってみろ」と励ましてくれました。
そして、この作品に伴う大きな責任とそれにまつわるすべての遺産を通じて、私はこれまでのキャリアで経験したことのない形でオーケストラの絆を感じました。今週、私たちはとても珍しい何かをまとめました。
最終コンサートは私にとって圧倒的に感情的なものでした。その感情は一週間ずっと高まっていて、モニカが最終楽章のソロを始めた途端、私は涙をこらえきれなくなりました。
『マーラー9』は、絶望に陥ることなく苦しみを直接通り抜ける音楽のように感じられます。むしろ降伏、超越、平和、神の臨在の安らぎへと手を伸ばします。そして、セブンスデー・アドベンチストのブロムステッド・マエストロは、その精神をとても自然に体現しているように見えました。私は彼の中に、人生の苦しみの中でも神に近くにいたいという同じ真摯な願いを感じました――苦々しくなったり硬くなったりするのではなく、柔らかくなり、降伏したのです。
最終楽章の終わり(マーラーが賛美歌「Amide in Me」を織り交ぜる同じ楽章)で...最後のメモが消えた後、ホールの静寂は果てしなく感じられた。針が落ちる音さえ聞こえるほどだった。正直、それは神聖なもののように感じられた。まるで皆が、パフォーマンス以上のもっと深い何かが起こったことを一斉に理解しているかのようだった。確かに神は私たちの中にそこに住んでいました。
個人的な話ですが、永遠に大切にする瞬間です。第1楽章の後、私のソロの後、マエストロが静かに私に身を乗り出し、「本当に美しかった」と囁きました。ああ、胸が痛む!!?? ??
この一週間のことは決して忘れられないと思います。
同僚たち、このオーケストラ、ブロムステッド指揮者、そしてブライアンとローレン(そして母)がこの母の日に最後のコンサートを共にしてくれたことに心から感謝しています。
ある体験はコンサートというより永遠の一端のように感じられます。