文豪男士()見守りスレ 避難所11冊目IDなしアーカイブ最終更新 2024/09/03 02:191.名無し草・ブラゲ板派生スレではありません・ユーザーのツイヲチ・他スレヲチ・それらのコピペ・棘やアフィ誘導禁止・ユーザーからの運営への不満や愚痴は文アル雑談スレへ次スレは>>970アフィ対策の為安価は>>ではなく>推奨(安価>>にしたら自動回収されるため前スレ文豪男士()見守りスレ 避難所10冊目https://talk.jp/boards/nanmin/17202649452024/08/02 22:10:361000すべて|最新の50件953.名無し草すごいな田山はなんぼsageてもええですからね!って心意気が伝わってくる2024/09/02 19:03:00954.名無し草酷い言われよう2024/09/02 19:03:14955.名無し草>952見守ってる限りでは全然イメージないな急に湧いてきた2024/09/02 19:15:07956.名無し草本の中の梨って実物じゃないから食べても「食べた気になる」だけだろ…?2024/09/02 19:25:11957.名無し草田山覚醒グラhttps://i.imgur.com/tDJziaE.pnghttps://i.imgur.com/Oct4Yx5.pnghttps://i.imgur.com/PYGU9dU.pnghttps://i.imgur.com/JSis28B.png2024/09/02 19:29:06958.名無し草島崎と北村の当て馬にされたり変態扱いされたかと思えば今度は食い意地張ってるキャラにされて文アルちゃんはどこまで田山をsageたいんだ…2024/09/02 19:30:54959.名無し草>957ますます違和感が凄いところで首固定されてます?2024/09/02 19:33:15960.名無し草ポーズぎこちなさすぎんだろ…微妙に繋がってないチェーンだけは健在?だな2024/09/02 19:37:18961.名無し草なんで覚醒すると突然髪型変わるキャラがいるんだ??2024/09/02 19:37:54962.名無し草色味が似てる別キャラにしか見えない2024/09/02 19:38:44963.名無し草「お見舞い第二陣」北村「それじゃあ、花袋くん、お大事にね」島崎「早く、良くなるといいね……」柳田「くれぐれも鴎外さんに迷惑かけないようにな」田山「おー、ありがとよ…………」 帰る島崎たち田山「……はあ、やっと気持ち悪いのが落ち着いてきた……」 徳田がやってくる徳田「失礼します……花袋、起きてる?」田山「……ん?」 続けて国木田、正宗、岩野も入ってくる国木田「よっ、花袋! 見舞いに来たぞ」正宗「顔色はそこまで悪くないようだな」田山「皆、来てくれたのか!」岩野「差し入れも持ってきてやったぞ、感謝しやがれ! 心から有り難がれ!」田山「いや、差し入れって、オレ、まだ水分しか駄目なんだけど……」徳田「うん、そう聞いてたから、ジュースを持ってきたんだよりんごジュースに、桃ジュース……」岩野「ぶどうとバナナもあるぜ!」田山「お、おお……!」国木田「水分はできるだけ摂った方がいいんだろ?飽きないように色々用意したんだから、しっかり飲んでくれよ」田山「ああ、ありがとな!」正宗「今からでも飲めるようなら飲んでおけ」田山「おう、ちょうど喉が渇いたなって思ってたんだ」岩野「オレらも腹減ったし、さっき買った焼き芋食おうぜ」徳田「そうだね」田山「や、焼き芋……!」国木田「アンタの差し入れ探しに出かけたときに、焼き芋売りを見付けたんだよもうすっかり秋だよなー」岩野「いただきます!……うわ、うっま! ほっくほく! すっげぇうめー!」徳田「うん、これならもう一本食べられそう……」田山「くそぉ、おまえら、美味そうに食いやがってぇ……」正宗「お前はまだ固形物が食べられないんだ、仕方ないだろう」徳田「早く良くなって、好きなだけ食べられるようになるといいね」岩野「悪くなってた羊羹食って、中(あた)ったって聞いたぞ! ほんっと馬鹿だな!」正宗「ふん……これに懲りたら、怪しい物を食うのを止めるんだな」田山「わ、分かってるって……気を付ける……」国木田「アンタがいないと編集部も盛り上がらないんだよ皆、いつもより静かになっちまっててさだから、早く戻ってこいよな!」田山「オレがいないと……へ、へへっ、当たり前だろ」2024/09/02 19:40:23964.名無し草固形物食えない病人の前で芋食うなよ…しかもこいつらも田山は食い意地張ってる認識なのに性格悪いな…2024/09/02 19:48:31965.名無し草固形物駄目なの知らなくて焼き芋食べる?って持ってきちゃった流れならともかく…いやほんとみんなナチュラルに性格悪いぞ2024/09/02 20:13:27966.名無し草いじり対象ギャグ要員には何やってもいいとエスカレートしていじる側が普通に性格悪くなるやつ2024/09/02 20:50:08967.名無し草「花袋復活」 ~談話室~ 田山、徳田、柳田田山「完治! したぜ! 田山花袋、今日から復活だ!」徳田「心配したよ。治って良かったね」柳田「思ったより早かったな。安心したぞ」田山「おう、ありがとな! 皆が見舞いに来てくれたの、嬉しかったぜ」 広津がやってくる広津「あ、田山さん。聞きましたよ、災難でしたね本当に大丈夫なんですか……?」田山「ああ、酷い目に遭ったぜ……でも、もうすっかり元気なんだ!」広津「そうですか田山さんの元気な姿がないと寂しいですからね、復帰してくれて嬉しいです」田山「へへっ、嬉しいこと言ってくれるなぁ!」 正宗と岩野がやってくる正宗「まあ、苦しそうに唸っているよりは、今くらい騒がしい方がマシだ」岩野「てめーの元気がねぇと、オレも張り合いがないからな!」田山「あー、二人も喜んでくれてる? んだよな?」 島崎が寄ってくる島崎「ねぇねぇ、花袋……花袋に見てもらいたい原稿、溜まってるんだけど……」田山「分かった! どれから見ていけばいいんだ?」広津「そうでした、自分の原稿も見てもらおうと持ってきたのを忘れていました復帰して早々にすみませんが、これもお願いします」田山「そんなの気にすんなって。確かに受け取ったぜ」 国木田が顔を出す国木田「花袋、後で快気祝いをやるから、楽しみにしててくれよ!皆でぱーっと盛り上がりたいだろ?」田山「おおっ、本当か!? ありがとう!……なあ、羊羹は……」国木田「用意してあるぜもちろん、さっき買ってきたやつだ」田山「そうこなくっちゃな!よーし、今まで休んで遅れた分を取り戻すぞ!まずは原稿の確認だなっ」柳田「俺も手伝おう」広津「自分も、微力ながら助太刀します」徳田「花袋に見てほしい分は、こっちにまとめてるよ」田山「さすが秋声、助かるぜ」 何故か離れたところから見守る北村と島崎北村「ふふっ、編集部があっという間に賑やかになっちゃった花袋くん、本当に愛されてるねー」島崎「そうだね……それが、花袋の凄いところだよ」特殊調査任務「田山花袋の羊羹騒動」終わり2024/09/02 21:30:12968.名無し草ノンデリの見本市で柴枯れる2024/09/02 21:30:15969.名無し草焼き芋のくだりいらんだろと思ったけど羊羹で寝込むのも不要か…2024/09/02 21:33:43970.名無し草……いる?この話…2024/09/02 21:39:15971.名無し草文豪男士()見守りスレ 避難所12冊目https://talk.jp/boards/nanmin/1725280873立てましたちょっと時間ないのであとテンプレだけお願いします2024/09/02 21:42:33972.名無し草文アルちゃんは日本エアプだから知らないかもしれないけどほとんどが砂糖で出来てて製造工程で高温処理されている羊羹が腐っている場合臭いも見た目も相当すさまじい状態になっているので、まず口に入れた時点で吐くよ2024/09/02 21:42:55973.名無し草書き起こし乙どんなに扱き下ろしても最後ちょろっと持ち上げとけばいいよね!って思想がスッケスケ焼き芋も羊羹もいらないでしょ文アルちゃん2024/09/02 21:43:24974.名無し草まあ、羊羹傷んでる場合はまずめちゃめちゃにカビてるはずだから、人間は食べないよな2024/09/02 21:45:21975.名無し草ほとんどジャムと同じだもんな、羊羹(砂糖と熱処理の意味で)2024/09/02 21:47:40976.名無し草羊羹って非常食にもなるくらいだから水羊羹でもなきゃそうそう腐らないはずだよね2024/09/02 21:48:23977.名無し草立て乙~2024/09/02 21:53:40978.名無し草書き起こし乙スレ立ても乙訳知り顔でシメのコメントしてる2人なんなんすか2024/09/02 22:03:50979.名無し草立て乙保守終わり2024/09/02 22:09:54980.名無し草いい感じに締めてるつもりなのかもしれないけど「花袋くん、本当に愛されてるねー(笑)」「それが、花袋の凄いところだよ(笑)」ってバカにしてるようにしか見えないんだよな…全体的に性格が悪すぎて2024/09/02 22:11:20981.名無し草田山がいいように使われてるようにしかどんなに弄ってもちょっとほめればすぐ復活して楽ダワーって感じ2024/09/02 22:13:08982.名無し草たて保守乙です2024/09/02 22:13:57983.名無し草たて保守乙全体的に性格が悪すぎるしまた設定違う記述してない?っていう2024/09/02 22:37:31984.名無し草>変な物と腐った物を一緒にするんじゃない俺達が変な物だと感じても、ある人々にとっては普通の食べ物だったりするんだなんか偉そうに言ってるけど本の中(精神世界)の梨は変な物以前のもんだろ2024/09/02 22:41:09985.名無し草本の中で木から落ちても補修室いく必要あるんですか精神世界なんだから侵蝕者に攻撃されない限り大丈夫なんじゃないの?2024/09/02 22:47:21986.名無し草「侵蝕の影響を受けた梨」は誰にとっても変な物では?侵蝕された梨を好んで食べる文化なんてどこにもないでしょ2024/09/02 22:50:03987.名無し草食中毒で苦しんでるとこに責められてばかりでムッとしてちょっと悪態ついたらこれってほんと感じが悪いし幼稚2024/09/02 22:51:38988.名無し草具合が悪い人に説教する人間は性格クソだよな・・・2024/09/02 22:57:12989.名無し草ゲテモノ食材(しかし食材としては割と有名なやつ)をヤダーッなにこれぇーッしてた太宰にも説教したげて偽インディ2024/09/02 23:52:26990.名無し草覚醒ノ物語田山 1 ~しょっぱな深淵部~田山「ここが噂の魂の世界か!やっと辿り着けたな!体調も戻ったし、さっさと例の指環を見付けてやるぜ行くぞー!……と思ったけど、どっちに進めばいいんだ?」 ウロウロする田山田山「うーん……何となくこっちな気がするな!今度こそ行くぞ!」 と、唐突に田山のまわりに複数の歯車が出現2024/09/03 00:29:22991.名無し草田山 2 歯車が光を放つ─ ~街中、オリオン前(イベ「島崎藤村のかくしごと」回想振り返り)~島崎「ああ……僕は詩を書いてたんだよ前に透谷とあの喫茶店に出かけた時、窓から電車が見えるあの景色がすごくいいなあと思って」岩野「なーんだ……騒がせやがってよ」田山「じゃあ、女の子と喋ってたっていうのは? 独歩が見たって」島崎「女の子……? ああ、あの喫茶店の女給さんかな電車の見える席が空いてる時間を聞いたから」田山「書いてるの、恋文じゃなかったか……」島崎「え?」岩野「なんでもねーよ! 藤村がまた詩を書くなんて……テンション上がるな!」島崎「僕が詩を書き始めたのは、透谷のおかげだよ透谷が図書館に来てから……案内のために図書館の中も街も色々一緒に歩いてさ見慣れた景色の中にいろんな発見があって……それが、詩っていう形につながっていったんだ」田山「それ、透谷が聞いたら飛び上がるくらい喜ぶだろうな」田山「そうそう、藤村がまた詩を書き始めたんだったあの詩、後で見せてくれたけどすっげぇ良かったんだよなぁ皆、藤村がどんどんいい作品を発表して、おいていかれるみたいで焦ったこともある白鳥の言う通り嫉妬もしてた。だけど……やっぱり親友ががんばってるのは嬉しいし、オレもがんばらねーとってなるな!」2024/09/03 00:36:20992.名無し草田山 3 歯車が光を放つ─ ~森(イベ「初秋の山林に自由あり」回想振り返り)~田山「さーて。一通り調べて回ったことだし、そろそろ帰るか……ん、どうした柳田」柳田「なあ独歩。新しい作品は、書かないのか? 花袋の作品よりも、ずっと期待しているんだが」田山「おい。今、オレのこと引き合いに出す必要あったか?」柳田「『武蔵野』は斬新だったあの作品で君は、美しい自然の傍に人々の生活があるところが魅力だと言っていたそういう他にはない独歩の感性を、俺は評価していたからな」国木田「……俺が生きていた時は斬新でも、今じゃ陳腐化してるからなあ今の主戦場は本の中と、新聞さ」柳田「そうか。少し残念だが、頑張れよ」国木田「だが……そうだな。代わりにってわけじゃないんだが、今日のこと記事にしてもいいか?随筆にしようかと思うんだ。『続・武蔵野』としてさ」柳田「それは……! もちろんだ。読むのが楽しみだな」国木田「よーし、無事にアイデアが降ってきたクククッ、これを待っていたんだよ、独歩さんは!」田山「これは……独歩だ独歩は今も新しいことを考えてどんどん実行してて、本当に頼りになる編集長なんだよな独歩とならいつまでも喋ってられるし、オレの目までパッと開かせてくれるようなアイデアを思いつくんだあいつと親友になれて、本当に良かった!」2024/09/03 00:50:20993.名無し草あっこれは雑振り返りパターン最初からあるやつじゃなくそこそこ最近のイベント回想メイン?なのがちょっと珍しいけど掘るの面倒だっただけか2024/09/03 01:03:37994.名無し草田山 4 歯車が光を放つ─ ~本の中(イベ「防守強化研究 第四期」回想振り返り)~徳田「君たち、さっきから一言多いんだよ「庶民的」とか「地味」とか「華やかとはいえない」とか……もっと言い方があるだろ」田山「え、そうか? 秋声の作品はそこがいいんじゃん」徳田「そう言われても、僕は「地味」って言われるのがコンプレックスになってるんだよ……その度に、どうせ僕には、鏡花みたいなのは書けないって気持ちにさせられるからね」島崎「秋声の作品は、日常の延長にある出来事を、簡潔に描いているからね……そこには特別な場面設定も、超人的な登場人物もいない。夢のような偶然も起こらない」北村「ああ、だから「地味」って言うんだね」島崎「でも、それは悪い事じゃないよ本来なら、寂しく虚ろに消えていくはずの、幻のような日々の一場面を街の匂いや季節の移ろいまで、秋声は丁寧に写し取っているんだ」田山「そうそう。読んでると、秋声が描く物を通して、過去の日々を追体験できるんだ「同じ日は二度と来ない。だからおまえたちも、今をしっかり見つめて生きていけよ」……そんな風に言われてる気になるな」島崎「「地味」で「華やかじゃない」人生を、懸命に生きてきた秋声だからだろうね」田山「うんうん、秋声は地味なのが持ち味なんだよオレなんか、どうしても前に前にって急いじまうそういうとき、秋声の地に足がついてるところを見て一息つけるそれに最近は非日常を楽しんでるって認めて開き直れてるし地味より、もう少し違う感じ……そう、堅実!堅実で信頼できるんだ、秋声は」2024/09/03 01:24:02995.名無し草田山 5 歯車が光を放つ─ ~本の中(イベ「防守強化研究 第四期」回想振り返り)~北村「花袋くん。君の作品を通して、作家としての才能を見せて貰ったよ僕は青年詩人の君しか知らなかったけど、君は文学者として素晴らしい影響を後世に残していたんだねそれを知らずに、ひどい事を言ってしまって、ごめん」田山「今更そんな事気にすんなって。オレたち、もう友達だろ」北村「有難う、花袋くん。僕もいつか、君たちに追いつきたいな」島崎「……二人もいつか、切磋琢磨するライバルになれるかもね」田山「透谷とも色々あったよなぁ……初めて会ったときは結構きついことも言われたけど、図書館で一緒に過ごすうちにいい友達になれたんだちゃんとオレの作品を読んでくれたこともわかったしな!透谷も、藤村やオレ達だけじゃなく色んなやつと話したり、詩を書いたり新しいことをしたり……自分に何ができるか考えて前向きにがんばってるすっごく楽しそうだし、オレも見習わねーと!で、透谷にとって図書館がもっと楽しい場所になって、いつか本当にオレともライバルになってくれたら最高だな!」2024/09/03 01:43:14996.名無し草同じパターンばっかだな手抜き…2024/09/03 01:55:06997.名無し草書き起こしですがスレまたぐので新スレの方に1からまとめて投下しようと思います2024/09/03 02:00:19998.名無し草乙です2024/09/03 02:10:16999.名無し草埋めるか2024/09/03 02:18:401000.名無し草うめー2024/09/03 02:19:421001.Talk ★このスレッドはコメントが1000件を超えました。新しいスレッドを立ててください。2024/09/03 02:19:421002.Talk ★【プレミアムサービス無料期間延長!】プレミアムの無料期間を2025/3/31まで延長することになりました。広告除去や規制緩和など、ヘビーユーザーにとって欠かせない機能を無料でお楽しみいただけます。是非この機会にプレミアムサービスをお試しください!▼プレミアムサービスはこちらからhttps://talk.jp/premium2024/09/03 02:19:42
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田山はなんぼsageてもええですからね!って心意気が伝わってくる
見守ってる限りでは全然イメージないな
急に湧いてきた
https://i.imgur.com/tDJziaE.png
https://i.imgur.com/Oct4Yx5.png
https://i.imgur.com/PYGU9dU.png
https://i.imgur.com/JSis28B.png
ますます違和感が凄い
ところで首固定されてます?
微妙に繋がってないチェーンだけは健在?だな
北村「それじゃあ、花袋くん、お大事にね」
島崎「早く、良くなるといいね……」
柳田「くれぐれも鴎外さんに迷惑かけないようにな」
田山「おー、ありがとよ…………」
帰る島崎たち
田山「……はあ、やっと気持ち悪いのが落ち着いてきた……」
徳田がやってくる
徳田「失礼します
……花袋、起きてる?」
田山「……ん?」
続けて国木田、正宗、岩野も入ってくる
国木田「よっ、花袋! 見舞いに来たぞ」
正宗「顔色はそこまで悪くないようだな」
田山「皆、来てくれたのか!」
岩野「差し入れも持ってきてやったぞ、感謝しやがれ! 心から有り難がれ!」
田山「いや、差し入れって、オレ、まだ水分しか駄目なんだけど……」
徳田「うん、そう聞いてたから、ジュースを持ってきたんだよ
りんごジュースに、桃ジュース……」
岩野「ぶどうとバナナもあるぜ!」
田山「お、おお……!」
国木田「水分はできるだけ摂った方がいいんだろ?
飽きないように色々用意したんだから、しっかり飲んでくれよ」
田山「ああ、ありがとな!」
正宗「今からでも飲めるようなら飲んでおけ」
田山「おう、ちょうど喉が渇いたなって思ってたんだ」
岩野「オレらも腹減ったし、さっき買った焼き芋食おうぜ」
徳田「そうだね」
田山「や、焼き芋……!」
国木田「アンタの差し入れ探しに出かけたときに、焼き芋売りを見付けたんだよ
もうすっかり秋だよなー」
岩野「いただきます!
……うわ、うっま! ほっくほく! すっげぇうめー!」
徳田「うん、これならもう一本食べられそう……」
田山「くそぉ、おまえら、美味そうに食いやがってぇ……」
正宗「お前はまだ固形物が食べられないんだ、仕方ないだろう」
徳田「早く良くなって、好きなだけ食べられるようになるといいね」
岩野「悪くなってた羊羹食って、中(あた)ったって聞いたぞ! ほんっと馬鹿だな!」
正宗「ふん……これに懲りたら、怪しい物を食うのを止めるんだな」
田山「わ、分かってるって……気を付ける……」
国木田「アンタがいないと編集部も盛り上がらないんだよ
皆、いつもより静かになっちまっててさ
だから、早く戻ってこいよな!」
田山「オレがいないと……
へ、へへっ、当たり前だろ」
性格悪いな…
いやほんとみんなナチュラルに性格悪いぞ
~談話室~
田山、徳田、柳田
田山「完治! したぜ! 田山花袋、今日から復活だ!」
徳田「心配したよ。治って良かったね」
柳田「思ったより早かったな。安心したぞ」
田山「おう、ありがとな! 皆が見舞いに来てくれたの、嬉しかったぜ」
広津がやってくる
広津「あ、田山さん。聞きましたよ、災難でしたね
本当に大丈夫なんですか……?」
田山「ああ、酷い目に遭ったぜ……でも、もうすっかり元気なんだ!」
広津「そうですか
田山さんの元気な姿がないと寂しいですからね、復帰してくれて嬉しいです」
田山「へへっ、嬉しいこと言ってくれるなぁ!」
正宗と岩野がやってくる
正宗「まあ、苦しそうに唸っているよりは、今くらい騒がしい方がマシだ」
岩野「てめーの元気がねぇと、オレも張り合いがないからな!」
田山「あー、二人も喜んでくれてる? んだよな?」
島崎が寄ってくる
島崎「ねぇねぇ、花袋……花袋に見てもらいたい原稿、溜まってるんだけど……」
田山「分かった! どれから見ていけばいいんだ?」
広津「そうでした、自分の原稿も見てもらおうと持ってきたのを忘れていました
復帰して早々にすみませんが、これもお願いします」
田山「そんなの気にすんなって。確かに受け取ったぜ」
国木田が顔を出す
国木田「花袋、後で快気祝いをやるから、楽しみにしててくれよ!
皆でぱーっと盛り上がりたいだろ?」
田山「おおっ、本当か!? ありがとう!
……なあ、羊羹は……」
国木田「用意してあるぜ
もちろん、さっき買ってきたやつだ」
田山「そうこなくっちゃな!
よーし、今まで休んで遅れた分を取り戻すぞ!
まずは原稿の確認だなっ」
柳田「俺も手伝おう」
広津「自分も、微力ながら助太刀します」
徳田「花袋に見てほしい分は、こっちにまとめてるよ」
田山「さすが秋声、助かるぜ」
何故か離れたところから見守る北村と島崎
北村「ふふっ、編集部があっという間に賑やかになっちゃった
花袋くん、本当に愛されてるねー」
島崎「そうだね……それが、花袋の凄いところだよ」
特殊調査任務「田山花袋の羊羹騒動」終わり
https://talk.jp/boards/nanmin/1725280873
立てました
ちょっと時間ないのであとテンプレだけお願いします
ほとんどが砂糖で出来てて製造工程で高温処理されている羊羹が腐っている場合
臭いも見た目も相当すさまじい状態になっているので、まず口に入れた時点で吐くよ
どんなに扱き下ろしても最後ちょろっと持ち上げとけばいいよね!って思想がスッケスケ
焼き芋も羊羹もいらないでしょ文アルちゃん
スレ立ても乙
訳知り顔でシメのコメントしてる2人なんなんすか
保守終わり
「花袋くん、本当に愛されてるねー(笑)」
「それが、花袋の凄いところだよ(笑)」
ってバカにしてるようにしか見えないんだよな…全体的に性格が悪すぎて
どんなに弄ってもちょっとほめればすぐ復活して楽ダワーって感じ
全体的に性格が悪すぎるしまた設定違う記述してない?っていう
俺達が変な物だと感じても、ある人々にとっては普通の食べ物だったりするんだ
なんか偉そうに言ってるけど本の中(精神世界)の梨は変な物以前のもんだろ
精神世界なんだから侵蝕者に攻撃されない限り大丈夫なんじゃないの?
侵蝕された梨を好んで食べる文化なんてどこにもないでしょ
田山 1
~しょっぱな深淵部~
田山「ここが噂の魂の世界か!
やっと辿り着けたな!
体調も戻ったし、さっさと例の指環を見付けてやるぜ
行くぞー!
……と思ったけど、どっちに進めばいいんだ?」
ウロウロする田山
田山「うーん……何となくこっちな気がするな!
今度こそ行くぞ!」
と、唐突に田山のまわりに複数の歯車が出現
歯車が光を放つ─
~街中、オリオン前(イベ「島崎藤村のかくしごと」回想振り返り)~
島崎「ああ……僕は詩を書いてたんだよ
前に透谷とあの喫茶店に出かけた時、窓から電車が見えるあの景色がすごくいいなあと思って」
岩野「なーんだ……騒がせやがってよ」
田山「じゃあ、女の子と喋ってたっていうのは? 独歩が見たって」
島崎「女の子……? ああ、あの喫茶店の女給さんかな
電車の見える席が空いてる時間を聞いたから」
田山「書いてるの、恋文じゃなかったか……」
島崎「え?」
岩野「なんでもねーよ! 藤村がまた詩を書くなんて……テンション上がるな!」
島崎「僕が詩を書き始めたのは、透谷のおかげだよ
透谷が図書館に来てから……案内のために図書館の中も街も色々一緒に歩いてさ
見慣れた景色の中にいろんな発見があって……それが、詩っていう形につながっていったんだ」
田山「それ、透谷が聞いたら飛び上がるくらい喜ぶだろうな」
田山「そうそう、藤村がまた詩を書き始めたんだった
あの詩、後で見せてくれたけどすっげぇ良かったんだよなぁ
皆、藤村がどんどんいい作品を発表して、おいていかれるみたいで焦ったこともある
白鳥の言う通り嫉妬もしてた。だけど……
やっぱり親友ががんばってるのは嬉しいし、オレもがんばらねーとってなるな!」
歯車が光を放つ─
~森(イベ「初秋の山林に自由あり」回想振り返り)~
田山「さーて。一通り調べて回ったことだし、そろそろ帰るか……ん、どうした柳田」
柳田「なあ独歩。新しい作品は、書かないのか? 花袋の作品よりも、ずっと期待しているんだが」
田山「おい。今、オレのこと引き合いに出す必要あったか?」
柳田「『武蔵野』は斬新だった
あの作品で君は、美しい自然の傍に人々の生活があるところが魅力だと言っていた
そういう他にはない独歩の感性を、俺は評価していたからな」
国木田「……俺が生きていた時は斬新でも、今じゃ陳腐化してるからなあ
今の主戦場は本の中と、新聞さ」
柳田「そうか。少し残念だが、頑張れよ」
国木田「だが……そうだな。代わりにってわけじゃないんだが、今日のこと記事にしてもいいか?
随筆にしようかと思うんだ。『続・武蔵野』としてさ」
柳田「それは……! もちろんだ。読むのが楽しみだな」
国木田「よーし、無事にアイデアが降ってきた
クククッ、これを待っていたんだよ、独歩さんは!」
田山「これは……独歩だ
独歩は今も新しいことを考えてどんどん実行してて、本当に頼りになる編集長なんだよな
独歩とならいつまでも喋ってられるし、
オレの目までパッと開かせてくれるようなアイデアを思いつくんだ
あいつと親友になれて、本当に良かった!」
最初からあるやつじゃなくそこそこ最近のイベント回想メイン?なのがちょっと珍しいけど掘るの面倒だっただけか
歯車が光を放つ─
~本の中(イベ「防守強化研究 第四期」回想振り返り)~
徳田「君たち、さっきから一言多いんだよ
「庶民的」とか「地味」とか「華やかとはいえない」とか……
もっと言い方があるだろ」
田山「え、そうか? 秋声の作品はそこがいいんじゃん」
徳田「そう言われても、僕は「地味」って言われるのがコンプレックスになってるんだよ……
その度に、どうせ僕には、鏡花みたいなのは書けないって気持ちにさせられるからね」
島崎「秋声の作品は、日常の延長にある出来事を、簡潔に描いているからね……
そこには特別な場面設定も、超人的な登場人物もいない。夢のような偶然も起こらない」
北村「ああ、だから「地味」って言うんだね」
島崎「でも、それは悪い事じゃないよ
本来なら、寂しく虚ろに消えていくはずの、幻のような日々の一場面を
街の匂いや季節の移ろいまで、秋声は丁寧に写し取っているんだ」
田山「そうそう。読んでると、秋声が描く物を通して、過去の日々を追体験できるんだ
「同じ日は二度と来ない。だからおまえたちも、今をしっかり見つめて生きていけよ」
……そんな風に言われてる気になるな」
島崎「「地味」で「華やかじゃない」人生を、懸命に生きてきた秋声だからだろうね」
田山「うんうん、秋声は地味なのが持ち味なんだよ
オレなんか、どうしても前に前にって急いじまう
そういうとき、秋声の地に足がついてるところを見て一息つける
それに最近は非日常を楽しんでるって認めて開き直れてるし
地味より、もう少し違う感じ……
そう、堅実!
堅実で信頼できるんだ、秋声は」
歯車が光を放つ─
~本の中(イベ「防守強化研究 第四期」回想振り返り)~
北村「花袋くん。君の作品を通して、作家としての才能を見せて貰ったよ
僕は青年詩人の君しか知らなかったけど、君は文学者として素晴らしい影響を後世に残していたんだね
それを知らずに、ひどい事を言ってしまって、ごめん」
田山「今更そんな事気にすんなって。オレたち、もう友達だろ」
北村「有難う、花袋くん。僕もいつか、君たちに追いつきたいな」
島崎「……二人もいつか、切磋琢磨するライバルになれるかもね」
田山「透谷とも色々あったよなぁ……
初めて会ったときは結構きついことも言われたけど、
図書館で一緒に過ごすうちにいい友達になれたんだ
ちゃんとオレの作品を読んでくれたこともわかったしな!
透谷も、藤村やオレ達だけじゃなく色んなやつと話したり、
詩を書いたり新しいことをしたり……自分に何ができるか考えて前向きにがんばってる
すっごく楽しそうだし、オレも見習わねーと!
で、透谷にとって図書館がもっと楽しい場所になって、
いつか本当にオレともライバルになってくれたら最高だな!」
手抜き…
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