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国は建築現場で働いていた人向けの補償制度を創設したが、支援団体などは「給付金を支払って終わりではない。治せる病気への支援を続けてほしい」と訴える。
「今は落ち着いているが、この先どうなるんだろうという不安は常にある」
昨年6月、中皮腫と診断された坂本寧さん（58）＝東京都北区＝は抗がん剤治療中だ。薬が合って腫瘍も小さくなってはいるが、症状が悪化する懸念を抱える。
異変は昨年1月に起きた。散歩中に息苦しさを感じた。新型コロナウイルスのオミクロン株が流行する中、救急車を呼んだものの入院できなかった。
その後、病院で検査を重ねてようやく半年後に診断された。「なんで自分がと、しばらくは立ち直れなかった」
石綿は繊維状の天然の鉱物で、火に強く、保温に優れる。1970～80年代後半に国内の建築現場などで多く使われてきた。坂本さんは大学卒業から14年間、建築現場で働いた。「石綿が使われた時期とぴったり当てはまる」。
当時は今より対策への意識が低く、防じんマスクの着用なども徹底されていなかった。「どこでどのくらい吸ったか全くわからない」
治療を巡っては、2018年に新薬「ニボルマブ」が承認された。しかし、「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」によると、新薬が効く人は患者の約3割にとどまるという。
中皮腫は、石綿を吸い込んでから発症までの潜伏期間が25～50年と長い。国内の発症者数は2030年代にピークを迎えると予測される。
坂本さんは「これからの患者のお手本となれるように治療に取り組み、生存率を高めていけるようにしたい」と望んでいる。
中皮腫 アスベスト（石綿）を吸い込むことなどで発症する疾患。進行すると、息切れやせき、のどの痛みなどの症状が出る。
国内では、2020年に中皮腫が原因で約1600人が死亡。石綿が引き起こす疾患は、他に肺がんや石綿肺（じん肺）などがある。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/263217?rct=national
https://static.tokyo-np.co.jp/image/article/size1/8/b/2/d/8b2d165e85374d308a4fa9e91498dfc1_2.jpg
吊り元取ろうと、C鋼近くに上がって
だいたいアスベスト噴いてあるんだけど
手でワシワシ毟ってたな
細かいガラス繊維だから舞い立って
服の中に入る、身体に刺さる
チクチク痒いんだよね
もう30年近く前、ぼちぼち出るのかな
アスベストを浴びてた世代はもう寿命だろ
７０年代８０年代につくられたマンションやアパートに住んでるやつは確実にガンになるだろうよ
７０年代子どもだったらやつは危ないよ
６０代で寿命と言われればそれまでだが本来は８０まで生きたのにガンで死ぬことになる
明日ベスト
様子見るしかないのかね
理科室の掃除担当で古い石綿が室内を舞っているなか掃除していたし
あれも繊維質なのが気になるが・・
昔は保護具の着用も緩かったろうしね。
自分はアスベストの分析用の検体採取や測定やってるから、同様の話を聞くことが多いね。