【ミシガン大学研究】非てんかん性発作を伴う機能性発作患者の死亡率は予想よりも高く、その死亡率はてんかんや重度の精神疾患と同等

【ミシガン大学研究】非てんかん性発作を伴う機能性発作患者の死亡率は予想よりも高く、その死亡率はてんかんや重度の精神疾患と同等アーカイブ

最終更新 2024/01/25 09:45

影のたけし軍団 ★

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ミシガン州の医学主導の研究によると、非てんかん性発作を伴う機能性発作患者の死亡率は予想よりも高く、その死亡率はてんかんや重度の精神疾患と同等であることが判明した。

研究者チームは、2014年から2023年半ばまでに、心因性発作または非てんかん発作とも呼ばれる機能性発作と診断され、中央値15か月間追跡した患者700人のデータを検討した。

これは米国におけるこの種の研究としては最大規模であり、医療制度を国営化しているオーストラリア、デンマーク、スウェーデン、英国での国際研究と肩を並べる。

機能性発作を患った700人の患者のうち、11人が死亡した。死亡率は、機能性発作のない同様の人々の同じ期間に死亡すると予想される人の数のほぼ2.5倍です。

この結果は、『Neurology: Clinical Practice』に掲載されています。

「機能性発作は医療専門家の間で長い間非難されてきたが、今回の結果は診断の深刻な性質を浮き彫りにしている」と主著者でUM医科大学神経科・精神科臨床准教授のニコラス・J・ベイマー医学博士は述べた。

「この結果は、この病気が医療専門家にとって関連性や深刻さがないという偏見を明らかに払拭できること、そしてこの人々のケアへのアクセスを改善する必要があることを示しています。」

研究者らは、この死亡率は、てんかんや、統合失調症やうつ病などの重篤な精神疾患を患う患者と同等であることを発見した。

登録されている患者のほぼすべての死亡には、脳卒中、神経変性疾患、がんなどの機能性発作の併存疾患に関連する既知の死因があった。

Elissa H. Patterson 博士、共著者、UM 医学部精神医学臨床助教授
私たちの研究で死亡した患者は全員、重大な合併症を抱えており、このことは、機能性発作患者を個別に考えるのではなく、精神的健康と病状の両方を同時に考慮して、総合的な観点からケアすることを奨励するはずです。」

https://www.news-medical.net/news/20240124/Functional-nonepileptic-seizures-linked-to-higher-death-rate-than-expected.aspx

機能性非てんかん発作患者の死亡率は予想より高い
https://ihpi.umich.edu/news/death-rate-higher-expected-patients-functional-nonepileptic-seizures

【てんかん重積】エスパー伊東さんの死因「てんかん重積」とは　薬飲み忘れや大量飲酒で発症も
https://talk.jp/boards/newsplus/1705645026

2024/01/25 09:45:03