【沖縄県】子宮頸がん罹患率が人口10万人当たり全国で2番目に高い「HPVワクチン接種と検診を」呼びかけ

【沖縄県】子宮頸がん罹患率が人口10万人当たり全国で2番目に高い「HPVワクチン接種と検診を」呼びかけアーカイブ

最終更新 2024/09/09 19:52

影のたけし軍団 ★

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子宮頸がんから女性を守る市民公開講座（主催・沖縄産科婦人科学会、県産婦人科医会、共催・琉球新報社など）が8日、那覇市の県立博物館・美術館講堂でオンライン併用で開かれた。

講師は琉球大学大学院医学研究科の仲本朋子助教と宮崎県立看護大学教授で宮崎県産婦人科医会の川越靖之会長が務め、子宮頸がんを予防するためにワクチン接種と検診の大切さを訴えた。

子宮頸がんは子宮の入り口部分「子宮頸部（けいぶ）」にできるがん。　ほとんどはヒトパピローマウイルス（HPV）感染が原因で、前がん病変（異形成、上皮内がん）を経てがんを発症する。

日本では年間約1万人の女性が発症し、約3千人が亡くなっている。20～40歳代の若い世代の罹患（りかん）が増加傾向にある。

沖縄は2019年の子宮頸がん罹患率が人口10万人当たり全国で2番目に高い。
検診受診率は全国平均より高いものの、精密検査の受診率は全国の74・8％に対して沖縄は65・5％にとどまっている。

仲本氏は「検診を受けないと早期発見の機会が失われてしまう」と指摘し
「仕事や出産、子育てに忙しい世代が子宮頸がんになってしまっている。若い世代のがんを防ぐためにもワクチン接種と検診が必要だ」と話した。

https://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-3453694.html

2024/09/09 15:55:31