【米国が自動車に追加関税 国内生産4%減の見通し】成長ポテンシャルが大きいアジア新興国の需要を取り込んでいくなど、米国市場に過度に依存しない多角的な供給網・販売網の構築といった取り組みが求められるアーカイブ最終更新 2025/04/08 18:051.影のたけし軍団 ★???コメントのURLをコピーコメントを通報コメントの削除依頼米国政府は3月26日、米国が輸入する全ての自動車に対し、4月3日から一律25%の追加関税を課すと発表した。米国は現在、乗用車や自動車部品に2.5%、トラックに25%の関税をかけており、これに25%が上乗せされる。こうした関税措置は、日本の自動車メーカーにとって大きな打撃となることは確実だ。日系メーカーが米国市場で販売する乗用車のうち、半分近くが米国以外で生産された輸入車だ。このうち、日本からの輸入が半分近くを占めるほか、メキシコやカナダで生産された輸入車も多い。日系メーカーは、自由貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を利用し、自動車生産のサプライチェーンを構築してきたが見直しを迫られる。関税引き上げは、米国拠点の輸入コストを増大させる。企業が輸入コストの増加分を販売価格に十分に転嫁できなければ収益の圧迫要因となる。逆に、価格転嫁を進めすぎると販売価格が上昇し、米国内の自動車需要を冷え込ませる恐れがある。この場合、米国向け輸出が落ち込み、日本の乗用車生産にも減産圧力がかかる。試算では、25%の自動車関税の引き上げで、日本の乗用車生産は4.3%減少するほか、自動車部品など中間投入にも減産圧力が広がり、鉱工業全体の生産を0.6%程度下押しすると見込まれる。自動車産業は北米市場への売り上げ依存度が特に高い。日系メーカーのグローバル乗用車販売のうち、2割近くを北米市場が占める。そのため、米国での販売不振が日系メーカーのグローバルな収益を悪化させやすい。グローバルな収益の悪化が、日本国内の雇用削減や設備投資の抑制などにつながると懸念される。自動車産業は、部品生産や販売、整備など裾野が広いだけに、マイナス影響が広範囲に波及しやすい。トランプ米大統領は、関税引き上げを「ディール(取引)」の手段として利用している側面もあり、先行きは読みにくい。ただし、今回の自動車関税は「恒久的措置」と説明しており、影響は長期間続く可能性がある。一部の自動車メーカーでは、米国内での現地生産を拡大する動きもみられるが、高い人件費など課題は多い。関税措置による悪影響を緩和するためには、企業がグローバルでの事業戦略を再検討し、地域間の事業リスクを適切に分散することが重要となる。その一環として、例えば成長ポテンシャルが大きいアジア新興国の需要を取り込んでいくなど、先行き不透明な米国市場に過度に依存しない多角的な供給網・販売網の構築といった取り組みが求められる。(後藤俊平・日本総合研究所研究員)週刊エコノミスト2025年4月15日号掲載FOCUS 米国が自動車に追加関税 国内生産4%減の見通し 求められる脱「米国依存」=後藤俊平https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20250415/se1/00m/020/045000c2025/04/06 14:24:5416すべて|最新の50件2.名無しさん2F0vW(1/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼そのアジアも米国向けが主流だから世界同時不況になるっつってんだが2025/04/06 14:31:2913.名無しさんtkF03(1/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼さあ次は半導体や医薬品に46%の関税でクライマックスが近づいてきましたね2025/04/06 14:34:524.sageRICpYコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼トランプ「日本の薬はよく効く。私もユンケルが大好きだ。だが追加関税しなければならない、私も辛いん…プッ!」2025/04/06 14:39:525.名無しさんz7Vf7コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼米国では中古車市場が盛り上がりそう価格高騰で新車が買えなくなるから2025/04/06 14:44:316.名無しさんbAxNc(1/3)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ガタガタうるさい3億ポッチの米国市場なんか斬り捨ててアジア欧州の30億人市場に専念した方が良いぞサイズだって米国だけ特異だろ?2025/04/06 14:49:067.名無しさんbAxNc(2/3)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼米国に合わせたサイズでの自動車開発で日産なんか国内市場ガタガタじゃん?2025/04/06 14:50:478.名無しさんbAxNc(3/3)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼米国市場より圧倒的に米国以外の市場の方が大きくアジアはこれからどんどん成長していく市場米国市場なんかにかまう必要はない2025/04/06 14:52:4319.名無しさんtkF03(2/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼もう米国向けは米国内生産にしないとペイしない輸出は米国外に振り向けないと国内の輸出関連産業が干上がるBRICS陣営に入り込まないと日本経済が詰む2025/04/06 14:55:5910.名無しさん2F0vW(2/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>8>>22025/04/06 15:05:0611.名無しさんq94WZ(1/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼アメリカの自動車会社にもダメージありそうだし、アメリカに工場がある上に価格を維持できるトヨタが勝ちそうに思えてきた2025/04/06 15:27:5812.名無しさんhjxH1コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼トヨタは余裕あるからサプライヤー再構築まで自腹を切って凌げるが日産は厳しいな2025/04/06 16:11:2913.名無しさんq94WZ(2/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼どちらにしろ日産はもう無理だからなw役員が多すぎる2025/04/06 16:19:2514.名無しさんurHVJコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼米国の去年1年間の貿易赤字は1兆2117億ドル、財政赤字は36.2兆ドルに達し、2025年にはそのうち9.2兆ドルが満期を迎える債務の借り換えにかかる利払い負担だけで1兆ドル、2025年の連邦財政赤字はGDP比6.4%に達する財務長官のベッセントは株価を暴落させて債権市場に資金を流し金利を下げ、景気後退でFRBに利下げを促した上で、財政赤字をGDP比3%以下まで削減するつもりだから、ドルを半値以下に切り下げるつもりマールアラーゴ合意で1ドル80円になるだろう米国に無防備に近づくと関税と円高ドル安のダブルパンチで皆ノックアウトされる2025/04/07 02:37:5815.名無しさんuu7raコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ホンダは日産買わなくて、正解!2025/04/07 10:11:1716.名無しさんGa55tコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼てかアメ車なんてゴミを買わされるアメリカ人がかわいそう2025/04/08 18:05:58
【プーチン大統領】「ロシア人とウクライナ人は同じ民族だ、その意味で、ウクライナ全土がわれわれのものだ、ロシア兵が足を踏み入れたところは、どこであろうとわれわれのものだ」ニュース速報+2581048.82025/06/21 15:15:23
【島根】「十万匹に一匹」バナナそっくりのウナギ「バナナウナギ」に“引き取り希望”殺到 「飼い主」の座を射止めたのは…ウナギ研究者目指す大学生 決め手は「名字」ニュース速報+231016.52025/06/21 15:19:03
こうした関税措置は、日本の自動車メーカーにとって大きな打撃となることは確実だ。
日系メーカーが米国市場で販売する乗用車のうち、半分近くが米国以外で生産された輸入車だ。このうち、日本からの輸入が半分近くを占めるほか、メキシコやカナダで生産された輸入車も多い。
日系メーカーは、自由貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を利用し、自動車生産のサプライチェーンを構築してきたが見直しを迫られる。
関税引き上げは、米国拠点の輸入コストを増大させる。企業が輸入コストの増加分を販売価格に十分に転嫁できなければ収益の圧迫要因となる。
逆に、価格転嫁を進めすぎると販売価格が上昇し、米国内の自動車需要を冷え込ませる恐れがある。
この場合、米国向け輸出が落ち込み、日本の乗用車生産にも減産圧力がかかる。試算では、25%の自動車関税の引き上げで、日本の乗用車生産は4.3%減少するほか、自動車部品など中間投入にも減産圧力が広がり、鉱工業全体の生産を0.6%程度下押しすると見込まれる。
自動車産業は北米市場への売り上げ依存度が特に高い。日系メーカーのグローバル乗用車販売のうち、2割近くを北米市場が占める。そのため、米国での販売不振が日系メーカーのグローバルな収益を悪化させやすい。
グローバルな収益の悪化が、日本国内の雇用削減や設備投資の抑制などにつながると懸念される。自動車産業は、部品生産や販売、整備など裾野が広いだけに、マイナス影響が広範囲に波及しやすい。
トランプ米大統領は、関税引き上げを「ディール(取引)」の手段として利用している側面もあり、先行きは読みにくい。
ただし、今回の自動車関税は「恒久的措置」と説明しており、影響は長期間続く可能性がある。一部の自動車メーカーでは、米国内での現地生産を拡大する動きもみられるが、高い人件費など課題は多い。
関税措置による悪影響を緩和するためには、企業がグローバルでの事業戦略を再検討し、地域間の事業リスクを適切に分散することが重要となる。
その一環として、例えば成長ポテンシャルが大きいアジア新興国の需要を取り込んでいくなど、先行き不透明な米国市場に過度に依存しない多角的な供給網・販売網の構築といった取り組みが求められる。
(後藤俊平・日本総合研究所研究員)
週刊エコノミスト2025年4月15日号掲載
FOCUS 米国が自動車に追加関税 国内生産4%減の見通し 求められる脱「米国依存」=後藤俊平
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20250415/se1/00m/020/045000c
世界同時不況になるっつってんだが
価格高騰で新車が買えなくなるから
アジア欧州の30億人市場に専念した方が良いぞ
サイズだって米国だけ特異だろ?
日産なんか国内市場ガタガタじゃん?
圧倒的に米国以外の市場の方が大きく
アジアはこれからどんどん成長していく市場
米国市場なんかにかまう必要はない
輸出は米国外に振り向けないと国内の輸出関連産業が干上がる
BRICS陣営に入り込まないと日本経済が詰む
>>2
役員が多すぎる
債務の借り換えにかかる利払い負担だけで1兆ドル、2025年の連邦財政赤字はGDP比6.4%に達する
財務長官のベッセントは株価を暴落させて債権市場に資金を流し金利を下げ、景気後退でFRBに利下げを促した上で、財政赤字をGDP比3%以下まで削減するつもりだから、ドルを半値以下に切り下げるつもり
マールアラーゴ合意で1ドル80円になるだろう
米国に無防備に近づくと関税と円高ドル安のダブルパンチで皆ノックアウトされる