【自民党新総裁】「過激すぎる」と党内で孤立する高市早苗氏 「サナエあれば憂いなし」がキャッチコピーだが、憂いだらけのポスト石破レースを乗り切れるのかと集英社アーカイブ最終更新 2025/08/06 23:121.ニライカナイφ ★???◆ 高市 “フライング” 早苗、自民党新総裁に意欲も「過激すぎる」と党内で孤立か…「参政党と組むべき」周辺議員の発言にも困惑の声参院選で敗北した後も、続投の意向を表明している石破茂首相。だが、8月8日には両院議員総会が開かれることになり、退陣は時間の問題とみられている。それに伴い、水面下ではポスト石破に向けた動きが活発化。ただ、参院選での自公の敗北が確定する前から“フライング”でポスト石破に意欲を見せたあの人の旗色はあまりよくないようで……。参院選最終盤の7月18日、奈良県内での応援演説で、「私なりに腹をくくった。もう一回、党の背骨を入れ直す。そのために戦う」と発言した高市氏。投開票日の前々日だったが、各社の情勢調査で自公の劣勢が伝えられており、「石破おろし」を見越してポスト石破への意欲をにじませた発言だととらえられた。その後、石破首相が続投の意向を表明しても、退陣が不可避の情勢となっていることから、高市氏は積極的に党重鎮らと会談を重ねている。今も派閥を率い、前回の総裁選の決選投票で高市氏を支持した麻生太郎最高顧問や、旧安倍派の幹部だった西村康稔元経済産業相とも面会した。ただ、こうした動きに自民党内からは冷ややかな声もあがる。「前回の総裁選でも20人の推薦人を集めるのに苦労したのに、衆院選と参院選で杉田水脈氏をはじめとする(かつての推薦人の)約半数の議員が落選したので、そもそも今回、推薦人を集められるのか。麻生氏だって、前回は『過去に麻生おろしを仕掛けた石破は絶対に嫌だ』という理由から決選投票で高市氏を支持しただけ。仮に旧安倍派に担がれたとしても、イメージは最悪でしょう」(自民関係者)さらに、念願かなって首相に就任できたとしても、保守層が期待する高市氏のカラーを打ち出し続けるのは簡単ではない。高市氏と似た政治信条の首相といえば安倍晋三氏がいたが、安倍氏は国政選挙で連勝し、自身の基盤を安定させたうえで、憲法改正など保守層の受けがいいスローガンを掲げ続けていた。しかし、高市氏が首相になったとしても衆参ともに少数与党の状況では、政権運営自体が綱渡りで、保守カラーを強く打ち出し続ける余裕はなさそうだ。「石破政権は6月に年金改革関連法案をめぐって、国民民主や維新が反対するなか立憲の賛成を取り付けました。ただ、これは石破首相と立憲の野田佳彦代表の信頼関係もあってできたこと。保守系の高市氏が首相になると、リベラル色の強い立憲は距離を置くでしょうし、衆参とも少数与党ですから、石破政権時代より野党との協調は難しい課題です。こうした状況のなか、高市氏が自身のカラーを出し続けるのは簡単ではないでしょう」(全国紙政治部記者)さらに、安倍氏の時代とは保守層を取り巻く状況も異なっている。「安倍氏の場合、第1次政権で、いわゆる愛国心をめぐる文言を盛り込んだ教育基本法改正など、保守系の政策実現を優先させすぎ、結果として支持を失ったという反省がありました。そのため、第2次政権では憲法改正についても『唱えるけれども無理に実現しない』というスタンスがにじみ出ていました。それでも、当時は参政党も国民民主もなかったので、保守層はおおむね安倍氏を支持していました。いま高市氏が首相になっても憲法改正や靖国神社参拝を実現できないと、頼みの綱の保守層が離れてしまうおそれがあります」(安倍氏周辺)保守層が参政党に流れてしまうのなら、いっそのこと参政党ごと取り込めばいい――。そんな思惑も高市氏周辺からは語られ始めている。前回の総裁選で高市氏の推薦人となった中村裕之・元農水副大臣は一部メディアの取材に「自民党は岩盤保守層の支持を取り戻さなければならない。組むべきは参政党」と語るなど、高市政権が現実のものとなった場合、『日本人ファースト』を掲げる参政党と連携する可能性を示唆した。ただ、これには党内からも距離を置く声が出ている。そもそも保守色の強い高市氏は、旧安倍派議員からも「なんで選択的夫婦別姓にかたくなに消極的なのか。もう少し柔軟でもいいのに。過激すぎてついていけない」と言われるなど、党内で幅広く共感を得られているとは言い難い状況だ。▽転載ここまで。記事の続きはリンク先でお読み下さい
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参院選で敗北した後も、続投の意向を表明している石破茂首相。
だが、8月8日には両院議員総会が開かれることになり、退陣は時間の問題とみられている。
それに伴い、水面下ではポスト石破に向けた動きが活発化。
ただ、参院選での自公の敗北が確定する前から“フライング”でポスト石破に意欲を見せたあの人の旗色はあまりよくないようで……。
参院選最終盤の7月18日、奈良県内での応援演説で、「私なりに腹をくくった。もう一回、党の背骨を入れ直す。そのために戦う」と発言した高市氏。
投開票日の前々日だったが、各社の情勢調査で自公の劣勢が伝えられており、「石破おろし」を見越してポスト石破への意欲をにじませた発言だととらえられた。
その後、石破首相が続投の意向を表明しても、退陣が不可避の情勢となっていることから、高市氏は積極的に党重鎮らと会談を重ねている。
今も派閥を率い、前回の総裁選の決選投票で高市氏を支持した麻生太郎最高顧問や、旧安倍派の幹部だった西村康稔元経済産業相とも面会した。
ただ、こうした動きに自民党内からは冷ややかな声もあがる。
「前回の総裁選でも20人の推薦人を集めるのに苦労したのに、衆院選と参院選で杉田水脈氏をはじめとする(かつての推薦人の)約半数の議員が落選したので、そもそも今回、推薦人を集められるのか。
麻生氏だって、前回は『過去に麻生おろしを仕掛けた石破は絶対に嫌だ』という理由から決選投票で高市氏を支持しただけ。
仮に旧安倍派に担がれたとしても、イメージは最悪でしょう」(自民関係者)
さらに、念願かなって首相に就任できたとしても、保守層が期待する高市氏のカラーを打ち出し続けるのは簡単ではない。
高市氏と似た政治信条の首相といえば安倍晋三氏がいたが、安倍氏は国政選挙で連勝し、自身の基盤を安定させたうえで、憲法改正など保守層の受けがいいスローガンを掲げ続けていた。
しかし、高市氏が首相になったとしても衆参ともに少数与党の状況では、政権運営自体が綱渡りで、保守カラーを強く打ち出し続ける余裕はなさそうだ。
「石破政権は6月に年金改革関連法案をめぐって、国民民主や維新が反対するなか立憲の賛成を取り付けました。
ただ、これは石破首相と立憲の野田佳彦代表の信頼関係もあってできたこと。
保守系の高市氏が首相になると、リベラル色の強い立憲は距離を置くでしょうし、衆参とも少数与党ですから、石破政権時代より野党との協調は難しい課題です。
こうした状況のなか、高市氏が自身のカラーを出し続けるのは簡単ではないでしょう」(全国紙政治部記者)
さらに、安倍氏の時代とは保守層を取り巻く状況も異なっている。
「安倍氏の場合、第1次政権で、いわゆる愛国心をめぐる文言を盛り込んだ教育基本法改正など、保守系の政策実現を優先させすぎ、結果として支持を失ったという反省がありました。
そのため、第2次政権では憲法改正についても『唱えるけれども無理に実現しない』というスタンスがにじみ出ていました。
それでも、当時は参政党も国民民主もなかったので、保守層はおおむね安倍氏を支持していました。
いま高市氏が首相になっても憲法改正や靖国神社参拝を実現できないと、頼みの綱の保守層が離れてしまうおそれがあります」(安倍氏周辺)
保守層が参政党に流れてしまうのなら、いっそのこと参政党ごと取り込めばいい――。
そんな思惑も高市氏周辺からは語られ始めている。
前回の総裁選で高市氏の推薦人となった中村裕之・元農水副大臣は一部メディアの取材に「自民党は岩盤保守層の支持を取り戻さなければならない。組むべきは参政党」と語るなど、高市政権が現実のものとなった場合、『日本人ファースト』を掲げる参政党と連携する可能性を示唆した。
ただ、これには党内からも距離を置く声が出ている。
そもそも保守色の強い高市氏は、旧安倍派議員からも「なんで選択的夫婦別姓にかたくなに消極的なのか。もう少し柔軟でもいいのに。過激すぎてついていけない」と言われるなど、党内で幅広く共感を得られているとは言い難い状況だ。
▽転載ここまで。記事の続きはリンク先でお読み下さい