【研究】猛暑が老化を早めるおそれ、たばこや過度な飲酒のような悪影響アーカイブ最終更新 2025/08/06 23:071.影のたけし軍団 ★???気温が当たり前のように30℃を超えるような地域に住む人々は、涼しい地域に住む人々に比べて早く老化するおそれがある。長期にわたって高温にさらされていると、喫煙や大量の飲酒をしている場合と同じように、細胞レベルで老化が加速する可能性があるとする研究結果が近年、増えているのだ。極端な暑さのなか、体温を下げるために体が必死に働く結果、慢性疾患のリスクが高まる可能性がある。「長期にわたって極端な暑さにさらされると、複数の臓器系が影響を受けるおそれがあります」と、米メイヨー・クリニックの老年医学専門医であるアミット・シャー氏は説明する。例えば循環器系は、血液を皮膚に送り込んで熱を逃すために心拍数を上げなければならない。神経系が過剰に刺激されれば、めまいや混乱や記憶障害などを引き起こすおそれがある。高温で脱水になりやすくなり、腎臓が水分を節約しようとして腎障害のリスクが高まる。さらに免疫系が体を守ろうとして炎症性物質を過剰に放出すると、組織を傷つけてしまう可能性がある。これらの反応は、短時間であれば私たちを守ってくれるが、常に起こっていると体に悪影響を及ぼす。「車のエンジンが常に高温になっているような状態です」と、米マイアミ心臓血管研究所の予防心臓専門医のアデダポ・イルヨマデ氏は言う。「絶え間ないストレスが、想定よりも早く部品を劣化させてしまうのです」暑さによるダメージを受けるのは主要な臓器だけではない。科学者たちは今、高温が遺伝子の働きを変化させるしくみを解明しようとしている。https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/25/080400434/2025/08/05 14:50:4866すべて|最新の50件
長期にわたって高温にさらされていると、喫煙や大量の飲酒をしている場合と同じように、細胞レベルで老化が加速する可能性があるとする研究結果が近年、増えているのだ。
極端な暑さのなか、体温を下げるために体が必死に働く結果、慢性疾患のリスクが高まる可能性がある。
「長期にわたって極端な暑さにさらされると、複数の臓器系が影響を受けるおそれがあります」と、米メイヨー・クリニックの老年医学専門医であるアミット・シャー氏は説明する。
例えば循環器系は、血液を皮膚に送り込んで熱を逃すために心拍数を上げなければならない。神経系が過剰に刺激されれば、めまいや混乱や記憶障害などを引き起こすおそれがある。
高温で脱水になりやすくなり、腎臓が水分を節約しようとして腎障害のリスクが高まる。さらに免疫系が体を守ろうとして炎症性物質を過剰に放出すると、組織を傷つけてしまう可能性がある。
これらの反応は、短時間であれば私たちを守ってくれるが、常に起こっていると体に悪影響を及ぼす。「車のエンジンが常に高温になっているような状態です」と、米マイアミ心臓血管研究所の予防心臓専門医のアデダポ・イルヨマデ氏は言う。
「絶え間ないストレスが、想定よりも早く部品を劣化させてしまうのです」
暑さによるダメージを受けるのは主要な臓器だけではない。科学者たちは今、高温が遺伝子の働きを変化させるしくみを解明しようとしている。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/25/080400434/