【経済】安倍元首相が残した「アフリカとの懸け橋」 日本企業は生かせるかアーカイブ最終更新 2025/09/11 07:211.Saba缶 ★???将来の巨大市場として存在感を増すアフリカ。その若者を日本に招き、大学での修士号取得と企業でのインターンシップの機会を提供するのが、安倍晋三元首相が提唱した「ABEイニシアチブ」だ。10年あまりで約1900人を受け入れ、日本とアフリカをつなぐ産業人材を育成してきた。しかし、日本企業で活躍する修了生はまだ限られる。果たして、日本はこの貴重な人材を本当に生かせているだろうか。中小企業の門をたたいたエリート「日本発のビジネスで、アフリカの社会課題の解決に貢献したい」流ちょうな日本語でこう語るのは、廃棄物処理会社の太陽油化(東京都板橋区)に2021年に入社したエノラ・ラボーヌさん(30)だ。専門職を対象とした「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持ち、アフリカと日本を行き来している。インド洋の島国セーシェル出身のラボーヌさんは、フランスの大学院で環境学を学んだ後、母国の養殖産業発展に取り組む中でABEイニシアチブを知り、18年に来日。三重大学大学院で生物海洋学修士号を取得し、日本企業でのインターンを通じて、アフリカの社会課題を解決できるビジネスチャンスに出合った。それが、太陽油化が開発した農業資材「TOKYO8」の海外進出事業だった。アフリカには小規模農家が多く、生産性の低さが課題だ。TOKYO8は、廃棄物から抽出した微生物の働きで土壌改良を促す植物活性剤で、原材料費をかけずに現地生産が可能。普及させれば、低コストで収穫量を増やせ、農家の所得向上にもつながる――。ラボーヌさんはそう直感し、異国の地で中小企業の門をたたいた。太陽油化は社員約130人。東南アジア出身の技能実習生を受け入れた経験はあったが、高学歴の外国人材の採用は初めて。アフリカに縁もゆかりもなかっただけに、社内には後ろ向きな声も少なくなかった。続きはこちら(有料)https://mainichi.jp/articles/20250905/k00/00m/030/368000c2025/09/08 11:49:5831すべて|最新の50件
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10年あまりで約1900人を受け入れ、日本とアフリカをつなぐ産業人材を育成してきた。しかし、日本企業で活躍する修了生はまだ限られる。
果たして、日本はこの貴重な人材を本当に生かせているだろうか。
中小企業の門をたたいたエリート
「日本発のビジネスで、アフリカの社会課題の解決に貢献したい」
流ちょうな日本語でこう語るのは、廃棄物処理会社の太陽油化(東京都板橋区)に2021年に入社したエノラ・ラボーヌさん(30)だ。
専門職を対象とした「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持ち、アフリカと日本を行き来している。
インド洋の島国セーシェル出身のラボーヌさんは、フランスの大学院で環境学を学んだ後、母国の養殖産業発展に取り組む中でABEイニシアチブを知り、18年に来日。
三重大学大学院で生物海洋学修士号を取得し、日本企業でのインターンを通じて、アフリカの社会課題を解決できるビジネスチャンスに出合った。
それが、太陽油化が開発した農業資材「TOKYO8」の海外進出事業だった。
アフリカには小規模農家が多く、生産性の低さが課題だ。TOKYO8は、廃棄物から抽出した微生物の働きで土壌改良を促す植物活性剤で、原材料費をかけずに現地生産が可能。
普及させれば、低コストで収穫量を増やせ、農家の所得向上にもつながる――。ラボーヌさんはそう直感し、異国の地で中小企業の門をたたいた。
太陽油化は社員約130人。東南アジア出身の技能実習生を受け入れた経験はあったが、高学歴の外国人材の採用は初めて。
アフリカに縁もゆかりもなかっただけに、社内には後ろ向きな声も少なくなかった。
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