【社会】「ホームタウン」JICAが撤回しても続く抗議…外国人は「なんか怖い」が、排外主義の成功体験になるまでアーカイブ最終更新 2025/10/02 15:441.Saba缶 ★???「移民反対」「JICA解体」。26日夕、木更津市役所前で開かれた「アフリカ移民反対デモ」に100人超が集まった。日本国旗を振り、手作りのプラカードを掲げる。そこには「財務省解体」という訴えも。女性も多く参加しているように見えた。「差別が嫌なら日本から出て行けよ」。拡声器を持った男性からそんな主張が飛び出した。現場にはデモに異議を唱える「カウンター」の人々も現れ、騒然とした雰囲気に。仕事帰りの通行人らは、何事かと驚いた表情で見つめていた。JICAは8月21日、横浜市で開かれたアフリカ開発会議(TICAD)に合わせ、国際交流を目的に国内4市をホームタウンに認定。木更津市はナイジェリアのホームタウンとされた。しかし、ナイジェリア政府が「日本政府が特別ビザを出す」と誤った発表をしたことなどを発端に、交流サイト(SNS)上で「移民によって治安が悪化する」などの声が広まった。ナイジェリア政府が同月26日に発表を取り消し、日本政府が「移民促進」の意図を否定しても批判が相次ぎ、JICAは今月25日、ホームタウン事業の撤回を表明した。ホームタウン事業反対のプラカードや国旗を掲げ、デモに参加する人たち=26日、千葉県木更津市で(木戸佑撮影)それでも、抗議の火が消えない。「木更津の人口は知らないが、ナイジェリアの人たちが万単位で入ってくる。男の子までレイプする人種と、ルールを守る日本人が共生できるわけがない」。根拠のないスピーチに対し、デモ参加者はうんうんとうなずく。4歳の長男と2歳の長女を連れてデモに参加した東京都中央区の主婦(41)は「木更津市内に別荘があるので治安が悪くなると嫌だ。ナイジェリアはめちゃくちゃやばい国っていうのが常識。例えばデンマークの人を受け入れるなら分かるけど、犯罪率も高いし来てほしくない。どこかで逃亡して適当に繁殖しててもおかしくない」と差別的な言葉を連発した。「移民促進」を政府が否定しているし、事業自体が撤回された今、なぜ抗議の声を上げるのか。そう問いかけると、「目先の火消しをしているだけ」「JICAが国のボーダーラインをめちゃくちゃにしてグレートリセットを図ろうとしている」と要領を得ない。4歳の長男には「悪い日本の人たちが日本の治安を悪くするために悪い政策をしている」と日々「いっぱい話をしている」という。ただ、女性が排外主義的な考えを強く持ち始めたのは最近のようだ。「子どもの幼稚園に海外ルーツの子どもが増え、暴力をふるわれたわけじゃないけど、言葉や文化の摩擦が多くて余計な気を使う。そういうことからストレスがたまり始めたころ、参政党みたいな主張をする政党がいて『私と考えが一緒』と驚いた」ほかの参加者にも取材したが、口をつくのは「なんか怖い」といった言葉。外国人への漠然とした不安が増幅して「移民反対」の主張に行き着いたとする声が多く聞こえてきた。詳しくはこちら(有料記事)
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「差別が嫌なら日本から出て行けよ」。拡声器を持った男性からそんな主張が飛び出した。現場にはデモに異議を唱える「カウンター」の人々も現れ、騒然とした雰囲気に。仕事帰りの通行人らは、何事かと驚いた表情で見つめていた。
JICAは8月21日、横浜市で開かれたアフリカ開発会議(TICAD)に合わせ、国際交流を目的に国内4市をホームタウンに認定。木更津市はナイジェリアのホームタウンとされた。
しかし、ナイジェリア政府が「日本政府が特別ビザを出す」と誤った発表をしたことなどを発端に、交流サイト(SNS)上で「移民によって治安が悪化する」などの声が広まった。ナイジェリア政府が同月26日に発表を取り消し、日本政府が「移民促進」の意図を否定しても批判が相次ぎ、JICAは今月25日、ホームタウン事業の撤回を表明した。
ホームタウン事業反対のプラカードや国旗を掲げ、デモに参加する人たち=26日、千葉県木更津市で(木戸佑撮影)
それでも、抗議の火が消えない。「木更津の人口は知らないが、ナイジェリアの人たちが万単位で入ってくる。男の子までレイプする人種と、ルールを守る日本人が共生できるわけがない」。根拠のないスピーチに対し、デモ参加者はうんうんとうなずく。
4歳の長男と2歳の長女を連れてデモに参加した東京都中央区の主婦(41)は「木更津市内に別荘があるので治安が悪くなると嫌だ。ナイジェリアはめちゃくちゃやばい国っていうのが常識。例えばデンマークの人を受け入れるなら分かるけど、犯罪率も高いし来てほしくない。どこかで逃亡して適当に繁殖しててもおかしくない」と差別的な言葉を連発した。
「移民促進」を政府が否定しているし、事業自体が撤回された今、なぜ抗議の声を上げるのか。そう問いかけると、「目先の火消しをしているだけ」「JICAが国のボーダーラインをめちゃくちゃにしてグレートリセットを図ろうとしている」と要領を得ない。4歳の長男には「悪い日本の人たちが日本の治安を悪くするために悪い政策をしている」と日々「いっぱい話をしている」という。
ただ、女性が排外主義的な考えを強く持ち始めたのは最近のようだ。「子どもの幼稚園に海外ルーツの子どもが増え、暴力をふるわれたわけじゃないけど、言葉や文化の摩擦が多くて余計な気を使う。そういうことからストレスがたまり始めたころ、参政党みたいな主張をする政党がいて『私と考えが一緒』と驚いた」
ほかの参加者にも取材したが、口をつくのは「なんか怖い」といった言葉。外国人への漠然とした不安が増幅して「移民反対」の主張に行き着いたとする声が多く聞こえてきた。
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