【金正恩総書記は在日コリアンの子孫】 母、高容姫は大阪生まれ・・・元駐クウェート北朝鮮大使代理 「生みの親が在日コリアンだという事実が知れ渡れば、北朝鮮社会にとっては核爆弾級の波及力となるだろう」アーカイブ最終更新 2025/10/10 10:301.影のたけし軍団 ★???ベールに包まれていた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の母、高容姫(コ・ヨンヒ)氏の家族史が公開された。在日コリアンだった高容姫氏は、北朝鮮政権がこれまで世襲の正当性を認める根拠として強調してきた「白頭血統」の根幹を揺るがしかねない金正恩総書記の弱点と見なされてきた。脱北女性たちがトークを繰り広げるチャンネルAの番組『いま会いに行きます』の9月28日の放送には、金正恩総書記の母の高容姫氏について10年にわたり集中取材を続けてきた元東京新聞論説委員の五味洋治氏が出演し、高容姫一家の秘密を明かした。高容姫氏は金正恩総書記の父である故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の4番目の妻で、1952年に北朝鮮ではなく日本の大阪で生まれ、そのまま大阪で幼少期を過ごした。62年に北朝鮮に渡ると、万寿台芸術団の舞踊家として活動し、金正日総書記に見初められて寵愛(ちょうあい)を受けた。その後、金正日総書記との間に金正哲(キム・ジョンチョル)、金正恩、金与正(キム・ヨジョン)の3人の子をもうけた。しかし実際には、北朝鮮で高容姫氏は徹底的に隠された存在だった。北朝鮮では誰も金正恩総書記の母親について口にしないと五味氏は語った。駐クウェート北朝鮮大使代理を務めたリュ・ヒョンウ氏は「北朝鮮では在日コリアンには主要な職責を担うチャンスが与えられない」として「高容姫氏の出身成分(親の血統や社会的背景を基準に分けられる北朝鮮の階層・身分)が知れ渡れば、北朝鮮社会にとっては核爆弾級の波及力となるだろう」との見方を示した。さらに「金正恩総書記が何の業績もないのに20代で後継者になれたのは、白頭血統というたった一つの理由のおかげだ。ところが、生みの親が在日コリアンだという事実が知れ渡れば、正統性を揺るがすだけでなく、北朝鮮の世襲体系が根幹から揺らぐことになる」と指摘した。高容姫氏の父親の高京沢(コ・ギョンテク)氏、母親の李孟仁(イ・メンイン)氏は二人とも韓国の済州島で生まれ、日帝強占期に日本に渡り、日本で高容姫氏を生んだ。日帝強占期には、日本にはおよそ200万人の在日コリアンが住んでいた。ほとんどは解放後に韓国に戻ったが、やむを得ず日本に残った60万人は、日本で差別待遇を受けながら生活苦にあえいでいた。北朝鮮はそんな在日コリアンに対し、無償教育と無償医療を保障すると宣伝し、北朝鮮への帰還事業を進めた。北朝鮮の宣伝にだまされて、およそ9万人の在日コリアンが北朝鮮に渡った。高容姫氏の家族もこの中に含まれていた。この日の放送では金正恩総書記の母方の祖母、李孟仁氏の写真が初めて公開された。写真を見た出演者たちは、金正恩総書記にそっくりなその姿に驚きを隠せなかった。慈江道出身の脱北者、チョン・ユナさんは「韓国では、うり二つのことを『ふな焼き(プンオパン。韓国式たい焼き)』と言うが、北朝鮮ではその言葉の代わりに『おばあちゃんを食べて吐き出した』と言う。あまりにもそっくり」と話した。朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)出身の在日コリアン活動家、朴香樹(パク・ヒャンス)さんは「在日コリアン1世のおばあさんたちは生活に苦労したので気が強いが、同じ感じがする。金正恩総書記の容姿と気質は、どちらも母方の祖母に似たようだ」と話した。
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脱北女性たちがトークを繰り広げるチャンネルAの番組『いま会いに行きます』の9月28日の放送には、金正恩総書記の母の高容姫氏について10年にわたり集中取材を続けてきた元東京新聞論説委員の五味洋治氏が出演し、高容姫一家の秘密を明かした。
高容姫氏は金正恩総書記の父である故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の4番目の妻で、1952年に北朝鮮ではなく日本の大阪で生まれ、そのまま大阪で幼少期を過ごした。
62年に北朝鮮に渡ると、万寿台芸術団の舞踊家として活動し、金正日総書記に見初められて寵愛(ちょうあい)を受けた。その後、金正日総書記との間に金正哲(キム・ジョンチョル)、金正恩、金与正(キム・ヨジョン)の3人の子をもうけた。
しかし実際には、北朝鮮で高容姫氏は徹底的に隠された存在だった。北朝鮮では誰も金正恩総書記の母親について口にしないと五味氏は語った。
駐クウェート北朝鮮大使代理を務めたリュ・ヒョンウ氏は「北朝鮮では在日コリアンには主要な職責を担うチャンスが与えられない」として「高容姫氏の出身成分(親の血統や社会的背景を基準に分けられる北朝鮮の階層・身分)が知れ渡れば、北朝鮮社会にとっては核爆弾級の波及力となるだろう」との見方を示した。
さらに「金正恩総書記が何の業績もないのに20代で後継者になれたのは、白頭血統というたった一つの理由のおかげだ。ところが、生みの親が在日コリアンだという事実が知れ渡れば、正統性を揺るがすだけでなく、北朝鮮の世襲体系が根幹から揺らぐことになる」と指摘した。
高容姫氏の父親の高京沢(コ・ギョンテク)氏、母親の李孟仁(イ・メンイン)氏は二人とも韓国の済州島で生まれ、日帝強占期に日本に渡り、日本で高容姫氏を生んだ。
日帝強占期には、日本にはおよそ200万人の在日コリアンが住んでいた。ほとんどは解放後に韓国に戻ったが、やむを得ず日本に残った60万人は、日本で差別待遇を受けながら生活苦にあえいでいた。
北朝鮮はそんな在日コリアンに対し、無償教育と無償医療を保障すると宣伝し、北朝鮮への帰還事業を進めた。北朝鮮の宣伝にだまされて、およそ9万人の在日コリアンが北朝鮮に渡った。高容姫氏の家族もこの中に含まれていた。
この日の放送では金正恩総書記の母方の祖母、李孟仁氏の写真が初めて公開された。写真を見た出演者たちは、金正恩総書記にそっくりなその姿に驚きを隠せなかった。
慈江道出身の脱北者、チョン・ユナさんは「韓国では、うり二つのことを『ふな焼き(プンオパン。韓国式たい焼き)』と言うが、北朝鮮ではその言葉の代わりに『おばあちゃんを食べて吐き出した』と言う。あまりにもそっくり」と話した。
朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)出身の在日コリアン活動家、朴香樹(パク・ヒャンス)さんは「在日コリアン1世のおばあさんたちは生活に苦労したので気が強いが、同じ感じがする。金正恩総書記の容姿と気質は、どちらも母方の祖母に似たようだ」と話した。