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人類は新しい哲学を必要としている!アーカイブ

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考える名無しさん
我々は遺伝子の箱舟であるとドーキンスは言った。
そう、所詮その程度の存在だ。

古代人は、この世界についての知識があまりにも乏しく、毎日のように同胞が死んでいった。
飢餓、病気、戦争、殺人。平均寿命は30歳前後。

そのような地獄絵図が日々繰り返される中で神話は生まれ、やがて宗教に発展した。
しかし、産業革命以後、あらゆる科学が発展し、人々の生活は劇的に改善された。
そんな時代にあって、ニーチェはかの有名なセリフを吐く「神は死んだ」
彼は宗教は過去の遺物であり、希望に満ちた新しい世界ではもう必要ないと息まいたのだ。

ところが現代社会はどうなった?宗教は依然として存在している。
なぜか?人々の苦しみは内容は変われど、依然として存在しているからだ。
物理的、肉体的な苦痛は著しく改善された反面、寿命が長くなったことによって、人は精神的危機を迎えている。

科学が発展すればするほど、宇宙はとんでもなく広く、人間は卑小な存在だと自覚させられる。
人間に寿命があるのと同じく、惑星にも終わりがあり、やがて宇宙にも終わりが訪れることが判明した。
やがて終わるこの世界で人類が生き続ける意味は何?と多くの人が思っても不思議ではない。
安楽死や反出生主義などは、もはや人類の未来に希望を見出せなくなったことによる当然の帰結なのだ。

SFでもさかんに描かれる人類の悲劇的終末。
クローン技術による延命、内臓利用。AIの反乱。核戦争。隕石落下。資源枯渇。
たとえ、惑星移住を繰り返して延命したとしても、いずれ宇宙そのものも終焉を迎える。虚しくないのか?

また、肉体が多くの苦しみを生む元凶だとして、仮想世界で生きる未来も提示された。
人は肉体を捨て、永遠の偽りの楽園で生き続けるしかないのか?

新しい時代の新しい魅力的な哲学の誕生が待たれる。
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