ハンギョレ新聞記者「韓国大統領が国益より価値観が重要だと主張しており驚いた」「宗教指導者の説教のようだ」アーカイブ最終更新 2023/09/13 08:151.番組の途中ですが転載は禁止ですsaDdrhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b28a32ff14960ce87a035321023692d05a850895「国益より価値」説教ばかり…宗教化した外交に振り回される「朝鮮半島の地獄の門」9/11(月) 8:09配信ソン・ハニョン先任記者の政治舞台裏 尹大統領の日米密着「価値観外交」 1980年代の「三角安保体制」に類似尹錫悦大統領が9月1日、ソウル瑞草区の国立外交院で開かれた国立外交院60周年記念式で祝辞を述べている=大統領室提供 最近発表される大統領の職務に対する評価を問う世論調査には、興味深い点が一つあります。肯定的に評価する人も否定的に評価する人も、最も大きな理由として外交・安保をあげているのです。中略9月1日、尹錫悦大統領は設立60周年を迎えた国立外交院を訪れ、爆弾発言をしました。4日前に与党「国民の力」の議員研さん会で発した「実用ではなく理念が重要だ」という発言に劣らない爆発力でした。 「韓国の自由は絶えず脅かされています。いまだに共産全体主義勢力とその日和見主義的追従勢力、そして反国家勢力は、反日感情を扇動し、キャンプデービッドで導き出された韓米日協力体系が大韓民国と国民を危険に陥れるかのように糊塗しています。私たちは自由、人権、法治の普遍的価値観を共有する国、そして規範にもとづいた国際秩序を尊重する国々と共に、安保と経済、情報と先端技術の協力ネットワークを強固に構築しなければなりません。外交路線の曖昧さは価値観と哲学の不在を意味します。相手に予測可能性を与えない外交は、信頼も国益も決して得られないでしょう。国立外交院は、韓国の外交官が明確な価値観、歴史観、国家観にもとづいて外交を遂行できるよう、羅針盤役を務めなければならないと考えます」 要するに「米国、日本と確実に手を組み、共産全体主義勢力との戦いに勝たなければならない」という注文です。「国益より価値観が重要だ」という主張です。驚きです。この発言が正しいのなら、国際政治学の教科書を書き直さなければなりません。 尹大統領は「価値観外交」と「韓米日協力体系」によって自らが国を救ったと考えているようです。米国訪問後の8月21日の国務会議では「キャンプデービッド3カ国首脳会談を契機として、韓米日協力の新たな時代が切り開かれた」と述べています。「韓米日3カ国の協力と共同利益の追求は、私たちだけの排他的なものではなく、普遍的で正義あるものだ」とし、「インド太平洋地域のすべての国民と人類全体の自由、平和、繁栄に寄与する。それはまさに3カ国の共同利益に合致するものだ」と述べています。政治家の発言ではなく、宗教指導者の説教のようです。以下略2023/09/13 08:15:141すべて|最新の50件
「国益より価値」説教ばかり…宗教化した外交に振り回される「朝鮮半島の地獄の門」
9/11(月) 8:09配信
ソン・ハニョン先任記者の政治舞台裏 尹大統領の日米密着「価値観外交」 1980年代の「三角安保体制」に類似
尹錫悦大統領が9月1日、ソウル瑞草区の国立外交院で開かれた国立外交院60周年記念式で祝辞を述べている=大統領室提供
最近発表される大統領の職務に対する評価を問う世論調査には、興味深い点が一つあります。肯定的に評価する人も否定的に評価する人も、最も大きな理由として外交・安保をあげているのです。
中略
9月1日、尹錫悦大統領は設立60周年を迎えた国立外交院を訪れ、爆弾発言をしました。4日前に与党「国民の力」の議員研さん会で発した「実用ではなく理念が重要だ」という発言に劣らない爆発力でした。
「韓国の自由は絶えず脅かされています。いまだに共産全体主義勢力とその日和見主義的追従勢力、そして反国家勢力は、反日感情を扇動し、キャンプデービッドで導き出された韓米日協力体系が大韓民国と国民を危険に陥れるかのように糊塗しています。
私たちは自由、人権、法治の普遍的価値観を共有する国、そして規範にもとづいた国際秩序を尊重する国々と共に、安保と経済、情報と先端技術の協力ネットワークを強固に構築しなければなりません。
外交路線の曖昧さは価値観と哲学の不在を意味します。
相手に予測可能性を与えない外交は、信頼も国益も決して得られないでしょう。国立外交院は、韓国の外交官が明確な価値観、歴史観、国家観にもとづいて外交を遂行できるよう、羅針盤役を務めなければならないと考えます」
要するに「米国、日本と確実に手を組み、共産全体主義勢力との戦いに勝たなければならない」という注文です。
「国益より価値観が重要だ」という主張です。
驚きです。この発言が正しいのなら、国際政治学の教科書を書き直さなければなりません。
尹大統領は「価値観外交」と「韓米日協力体系」によって自らが国を救ったと考えているようです。
米国訪問後の8月21日の国務会議では「キャンプデービッド3カ国首脳会談を契機として、韓米日協力の新たな時代が切り開かれた」と述べています。
「韓米日3カ国の協力と共同利益の追求は、私たちだけの排他的なものではなく、普遍的で正義あるものだ」とし、「インド太平洋地域のすべての国民と人類全体の自由、平和、繁栄に寄与する。
それはまさに3カ国の共同利益に合致するものだ」と述べています。政治家の発言ではなく、宗教指導者の説教のようです。
以下略