怖い話しようぜアーカイブ最終更新 2025/05/09 00:041.番組の途中ですが転載は禁止です4xSaF(1/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼廊下に伸びる線路小さな町のはずれに建つ、古びた一軒家。そこに引っ越してきたのは、ある若い夫婦だった。家賃が格安で、広さもちょうど良かったため、すぐに契約を決めた。だが、引っ越してきて数日後の夜のことだった。妻が夜中にトイレに起き、ふと廊下に目をやると——そこには、線路が通っていた。黒光りするレールが、廊下の床を割るようにまっすぐ敷かれ、奥の物置部屋まで続いていた。驚いた妻が夫を起こして見せようとしたが、戻った時にはもう消えていた。それから毎晩、線路は現れた。真夜中の2時ちょうどに。音もなく、ただ黙って廊下に現れる。そしてある晩、レールの上を、古い蒸気機関車の音だけが聞こえた。「カン、カン、カン…」音が近づいてくる。窓のない廊下を、見えない列車が走ってくる。ある朝、夫がいなくなっていた。寝室で寝ていたはずなのに、布団は冷たく、まるで最初から誰もいなかったかのようだった。妻が廊下を見ると、レールの上に片方だけのスリッパが残されていた。それ以来、妻は毎晩、廊下の線路を見つめながら震えている。いつ、自分の番が来るのかを待ちながら。2025/05/08 10:15:3924すべて|最新の50件2.番組の途中ですが転載は禁止ですA4OLUコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼俺は35年間無職2025/05/08 10:18:563.番組の途中ですが転載は禁止ですL4s0ZコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼これ妻に捨てられた鉄道模型の怨念らしいな2025/05/08 10:20:0214.番組の途中ですが転載は禁止ですG57K6コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼寺生まれのTさん「破ァァァ!!」2025/05/08 10:20:435.番組の途中ですが転載は禁止ですRdL0RコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼書きたいけど夜まで待って保守して2025/05/08 10:21:456.番組の途中ですが転載は禁止です4xSaF(2/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼「自販機コーナーの扉」大学近くの小さなアパートに引っ越してきた佐藤は、夜型の生活を送っていた。夜中になると小腹がすいて、近所のコンビニに行くのが面倒なときは、アパートの裏手にある自販機コーナーをよく利用していた。そこには飲み物と軽食の自販機が3台並んでおり、夜でも蛍光灯が白く光っていて不気味だったが、慣れてくるとそれも気にならなくなった。ある雨の夜、傘をさしてそのコーナーに向かった佐藤は、ふと違和感を覚えた。自販機の奥、壁になっていたはずの場所に、古びた木製の扉がある。「……こんなの、あったか?」引っ越してきてから何度も来ていたのに、見たことがない。周囲に誰もいないことを確認して、扉に手を伸ばす。冷たく湿った取っ手をひねると、意外にも簡単に開いた。中は真っ暗だった。しかし、ほんのりと何かの匂いが漂ってくる。カビと土と、そして何かもっと腐ったような――。懐中電灯代わりにスマホのライトをつけて、恐る恐る中へ足を踏み入れた瞬間、背後でバタンと扉が閉まった。振り返っても、そこには壁があるだけだった。そして、足元に何かが転がった音。ライトを向けると、それは乾ききった、しかし今にも動き出しそうな白骨の手だった。「ここに入ったら……戻れないんだよ」耳元で囁くような声がした。振り返ると、暗闇の中にぼんやりと浮かぶ、笑うような泣くような顔。次の瞬間、佐藤の叫び声が狭い空間に吸い込まれていった。翌朝、住人が自販機で買い物をしていた。扉など、やはりどこにもなかった。ただ、地面に、片方だけのスニーカーが濡れて落ちていた。2025/05/08 10:23:497.番組の途中ですが転載は禁止です4xSaF(3/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼「トイレの線路」旅好きの加藤は、ドライブの途中で地方の道の駅に立ち寄るのが趣味だった。自然の中にある小さな道の駅や、地元の野菜を売る売店、風情ある景色。そんな中、ある山間部の道の駅で不思議な体験をすることになる。時刻は夕方、空はどんよりと曇り、山の天気らしく霧が立ち込めていた。用を足そうとトイレに入ると、中は意外にも清潔で、ほんのりとアロマの香りすらしていた。個室に入った瞬間、違和感に気づく。床に、線路が敷かれているのだ。木の枕木と鉄のレールが、個室の真ん中をまっすぐに貫いている。しかも、それはドアの下を抜け、外にまで続いているように見えた。「……悪ふざけか?」そう思いつつも、妙にリアルな質感に、加藤はスマホを取り出して写真を撮ろうとした。しかし、画面には何も写らない。線路は、カメラには映らなかった。不気味さに背筋が冷たくなり、急いで用を済ませて個室を出ようとしたとき、カツン……カツン……と、金属の車輪がレールを軋ませるような音が聞こえてきた。個室の外、トイレの奥の壁の向こうから、その音は確かに近づいてくる。誰かのうめき声のような、低いうなりも混じっている。「冗談だろ……」急いで扉を開けると、目の前を、首のない男が煤けた制服を着てトロッコのようなものに乗って通り過ぎた。そして、背後からボソリと声がする。「……乗れ。次はお前の番だ」次の瞬間、個室の中の線路が、蒸気を吹き出しながら震え始めた。慌ててトイレから飛び出した加藤は、その後一度もその道の駅に戻ることはなかった。数ヶ月後、ネットの噂でその道の駅のトイレに関する怪談を見かける。> 「あのトイレ、昔鉄道事故で亡くなった作業員の霊が出るって有名らしいよ。夜、線路が見えたら、もう逃げられないんだって」それを読んだ加藤の手は、震えていた。あの線路は、確かに存在していたのだ。2025/05/08 10:25:148.番組の途中ですが転載は禁止です4xSaF(4/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼「道の駅の線路」峠を越えた先、県境近くにある古びた道の駅「霧ノ宿(きりのしゅく)」。ドライバーの間では、立ち寄ると疲れが取れると評判で、昼間は人の出入りも多かった。だが、日が暮れると雰囲気は一変する。霧が濃くなり、人気(ひとけ)が途絶え、どこか空気が淀んでいる。ある雨の日の夜、長距離トラック運転手の中村はその道の駅に立ち寄った。眠気を取るため、車を降りて売店の前で体を伸ばしていると、足元に奇妙なものを見つけた。「……線路?」道の駅の敷地内に、確かに細い鉄のレールが敷かれていた。苔むしてはいたが、確かに本物だった。しかも、その線路は森の奥から売店の裏手を通り、トイレの方向へと続いている。「なんでこんなとこに線路が?」気になってたどってみると、線路はトイレの裏で終わっていた。いや、終わってなどいなかった。トイレの裏手に、ぽっかりと開いたトンネルのような暗い穴があった。しかも、その中からは微かに音が聞こえる。金属が擦れるような、かすかな車輪の音――。中村が耳を澄ました瞬間、足元の線路が震えた。ゴトン……ゴトン……。何かが、トンネルの奥から近づいてくる。姿は見えない。ただ、その音だけが確実に大きくなってくる。恐怖に駆られた中村はその場を離れようとしたが、体が動かなかった。目の前に、かつて使われていたような小さな貨物列車が、煙を吐きながら現れたのだ。列車の中には、人影が並んでいた。どれも顔がぼやけ、こちらを見ているようで見ていない。そしてその最後尾には、制服を着た駅員のような男がいた。その駅員が、中村に向かって手招きをした。「乗り遅れに、注意してくれよ……」その声と同時に中村の意識は真っ白になり、次に気がついたとき、朝日が差していた。線路も、トンネルも、何もなかった。ただ、ポケットに入れたはずの財布が無くなり、代わりに古い切符が入っていた。「霧ノ宿発 0時56分 片道」日付は、昭和47年。事故で廃線になった旧貨物路線の日付だった。2025/05/08 10:26:269.番組の途中ですが転載は禁止です4xSaF(5/5)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼「フォークリフト」田舎に住む古川家の物置は、昔から少し奇妙だった。祖父の代から建っているその木造の小屋は、今ではほとんど使われておらず、ガラクタや壊れた農機具が押し込まれているだけのはずだった。ある蒸し暑い夏の午後、高校生の息子・翔太が「自転車のパーツを探したい」と言い出し、久々に物置の鍵を開けた。扉を開けた瞬間、翔太は違和感に立ち止まった。「……なんだこれ?」そこにあったのは、黄ばんだ工場用のフォークリフトだった。大人の背丈ほどもある重機が、埃ひとつない状態で、まるで誰かが昨日まで使っていたかのように鎮座していた。だが、家族の誰一人としてそんなものを買った覚えはない。農家でもなければ工場でもない。何より、こんな大型の機械がこの狭い物置にどうやって入ったのか、まったく説明がつかなかった。翔太が家族に話しても、「そんなのあったか?」「見間違いだろ」と相手にされない。だが次の日の夜、ふと目が覚めた翔太は、庭のほうから「ガシャ……ガシャ……」という、金属がこすれるような重い音を聞いた。恐る恐る窓から外を覗くと、暗闇の中で、物置の扉がゆっくりと開いていた。中から出てきたのは、あのフォークリフトだった。誰も乗っていないのに、エンジン音もなく、まるで意志を持っているかのように動いている。そして、その爪には……何か人のようなものが吊るされていた。翔太は叫ぶこともできず、ただその光景を見ていた。フォークリフトはゆっくりと庭を横切り、やがて闇に溶けるようにして消えた。翌朝、物置の中にフォークリフトはなかった。代わりに、床の上に土まみれの作業帽が落ちていた。内側には名前が書かれていた。「古川 勝男」――翔太の祖父の名前だった。祖父は、翔太が生まれる前、フォークリフトの事故で亡くなったと聞かされていた。だが家族の誰も、そのことを深く語ろうとはしなかった。なぜ、今になって……?翔太が震える手で帽子を拾った瞬間、物置の奥の闇で、低い機械音がもう一度鳴った。「ガシャ……」2025/05/08 10:28:1110.番組の途中ですが転載は禁止ですaeoltコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼「ケンモジ」カビと腐った精子臭い6畳の汚部屋に住み着く化け物。無職童貞で美少女とネトウヨが大好き2025/05/08 11:07:04111.ケモクラシーEdBYV(1/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>10カップラーメンの残った汁を捨てずに取っておくと湧いてしまう霊憑依されると自分もケンモジサンになってしまいその残りの汁でラーメンやうどんを食ってしまう2025/05/08 11:43:3912.番組の途中ですが転載は禁止ですYyxegコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼「安倍晋三」安倍晋三が安倍晋三していただけなのに、恐ろしい悪霊にマッサージされて死んでしまった2025/05/08 12:16:0513.番組の途中ですが転載は禁止ですqqQOwコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼すでに一年の三分の一を過ぎてる2025/05/08 12:41:1614.番組の途中ですが転載は禁止です3XlkwコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼もしかしてAIに「このテーマで怖い話をしてください」って頼んで生成してたりしないか2025/05/08 13:02:0015.番組の途中ですが転載は禁止ですv3gizコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼パソコンの電源を消すとそこに映る顔!2025/05/08 13:06:14116.番組の途中ですが転載は禁止ですRpzGVコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼ある所に病気のおばあさんがいました。7日間寝込んでやっと治りました。7日間ほとんど何も食べていなかったので、お腹がすき御飯を食べました。でもその御飯が7日前に炊いたものだったので、こわくてこわくて…2025/05/08 13:11:29317.番組の途中ですが転載は禁止ですi2HUPコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>16こんなレスできるお前が怖い2025/05/08 13:25:2418.番組の途中ですが転載は禁止です9E96j(1/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>16これ最初聞いたとき、炊飯器のご飯が腐ってるから開けるのが怖いって意味だと思ってた2025/05/08 13:51:2219.番組の途中ですが転載は禁止です9E96j(2/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>15悪いなあのび太うちのモニターはノングレアなんだ2025/05/08 13:52:30120.ケモクラシーEdBYV(2/2)コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>16約60度の角度でチョップすると柔らかく炊ける2025/05/08 14:17:0821.番組の途中ですが転載は禁止ですfjdypコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>19スマホにもアンチグレアシート貼ってるわサラサラだし指紋もあまりつかないから良い2025/05/08 20:07:0122.番組の途中ですが転載は禁止です0LkXhコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼>>3802: おさかなくわえた名無しさん 2006/03/10(金) 17:32:24 ID:s2RHsW2oコレクションについての話がありましたけど、私は夫のコレクションを捨ててしまって後悔した立場でした。鉄道模型でしたけど。かなり古い模型がまさに大量(線路も敷いてて一部屋使っていた)という感じでした。結婚2年目ぐらいから「こんなにあるんだから売り払ってよ」と夫に言い続けたのですが、毎回全然行動してくれずに言葉を濁す夫にキレてしまい、留守中に業者を呼んで引き取ってもらえるものは引き取ってもらいました。帰ってきた夫は「売り払ったお金は好きにしていい」「今まで迷惑かけててごめん」と謝ってくれました。残っていた模型も全部処分してくれたのですごく嬉しかったです。でもその後夫は蔵書をはじめ自分のもの全てを捨て始めてしまいました。会社で着るスーツとワイシャツや下着以外は服すらまともに持たなくなり、今では夫のものは全部含めても衣装ケース二つに納まるだけになってしまって…あまりにも行きすぎていて心配になり色々なものを買っていいと言うのですが、夫は服などの消耗品以外絶対に買わなくなってしまい、かえって私が苦しくなってしまいました。これだけ夫のものがないと夫がふらっといなくなってしまいそうですごく恐いのです。こういう場合ってどうしたらいいんでしょう。2025/05/08 20:50:0923.番組の途中ですが転載は禁止です04685コメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼上の方にあるやつどれも怖くないぞ2025/05/09 00:01:2724.番組の途中ですが転載は禁止です3zmRNコメントのURLをコピーこの ID を非表示コメントを通報コメントの削除依頼イシナガキクエを探してます2025/05/09 00:04:06
【悪魔の731部隊】関東軍防疫給水部の隊員が証言。「ガラス容器の中に入れられた人体や臓器の数々。女性の割かれた腹に収まる胎児、頭蓋骨の一部を切り取られた生首―」ニュー速(嫌儲)11125.72025/06/16 13:52:58
小さな町のはずれに建つ、古びた一軒家。そこに引っ越してきたのは、ある若い夫婦だった。家賃が格安で、広さもちょうど良かったため、すぐに契約を決めた。
だが、引っ越してきて数日後の夜のことだった。妻が夜中にトイレに起き、ふと廊下に目をやると——そこには、線路が通っていた。
黒光りするレールが、廊下の床を割るようにまっすぐ敷かれ、奥の物置部屋まで続いていた。驚いた妻が夫を起こして見せようとしたが、戻った時にはもう消えていた。
それから毎晩、線路は現れた。真夜中の2時ちょうどに。音もなく、ただ黙って廊下に現れる。そしてある晩、レールの上を、古い蒸気機関車の音だけが聞こえた。
「カン、カン、カン…」
音が近づいてくる。窓のない廊下を、見えない列車が走ってくる。
ある朝、夫がいなくなっていた。寝室で寝ていたはずなのに、布団は冷たく、まるで最初から誰もいなかったかのようだった。妻が廊下を見ると、レールの上に片方だけのスリッパが残されていた。
それ以来、妻は毎晩、廊下の線路を見つめながら震えている。いつ、自分の番が来るのかを待ちながら。
保守して
大学近くの小さなアパートに引っ越してきた佐藤は、夜型の生活を送っていた。夜中になると小腹がすいて、近所のコンビニに行くのが面倒なときは、アパートの裏手にある自販機コーナーをよく利用していた。
そこには飲み物と軽食の自販機が3台並んでおり、夜でも蛍光灯が白く光っていて不気味だったが、慣れてくるとそれも気にならなくなった。
ある雨の夜、傘をさしてそのコーナーに向かった佐藤は、ふと違和感を覚えた。自販機の奥、壁になっていたはずの場所に、古びた木製の扉がある。
「……こんなの、あったか?」
引っ越してきてから何度も来ていたのに、見たことがない。周囲に誰もいないことを確認して、扉に手を伸ばす。冷たく湿った取っ手をひねると、意外にも簡単に開いた。
中は真っ暗だった。しかし、ほんのりと何かの匂いが漂ってくる。カビと土と、そして何かもっと腐ったような――。
懐中電灯代わりにスマホのライトをつけて、恐る恐る中へ足を踏み入れた瞬間、背後でバタンと扉が閉まった。振り返っても、そこには壁があるだけだった。
そして、足元に何かが転がった音。ライトを向けると、それは乾ききった、しかし今にも動き出しそうな白骨の手だった。
「ここに入ったら……戻れないんだよ」
耳元で囁くような声がした。振り返ると、暗闇の中にぼんやりと浮かぶ、笑うような泣くような顔。次の瞬間、佐藤の叫び声が狭い空間に吸い込まれていった。
翌朝、住人が自販機で買い物をしていた。扉など、やはりどこにもなかった。ただ、地面に、片方だけのスニーカーが濡れて落ちていた。
旅好きの加藤は、ドライブの途中で地方の道の駅に立ち寄るのが趣味だった。自然の中にある小さな道の駅や、地元の野菜を売る売店、風情ある景色。そんな中、ある山間部の道の駅で不思議な体験をすることになる。
時刻は夕方、空はどんよりと曇り、山の天気らしく霧が立ち込めていた。用を足そうとトイレに入ると、中は意外にも清潔で、ほんのりとアロマの香りすらしていた。
個室に入った瞬間、違和感に気づく。床に、線路が敷かれているのだ。
木の枕木と鉄のレールが、個室の真ん中をまっすぐに貫いている。しかも、それはドアの下を抜け、外にまで続いているように見えた。
「……悪ふざけか?」
そう思いつつも、妙にリアルな質感に、加藤はスマホを取り出して写真を撮ろうとした。しかし、画面には何も写らない。線路は、カメラには映らなかった。
不気味さに背筋が冷たくなり、急いで用を済ませて個室を出ようとしたとき、カツン……カツン……と、金属の車輪がレールを軋ませるような音が聞こえてきた。
個室の外、トイレの奥の壁の向こうから、その音は確かに近づいてくる。誰かのうめき声のような、低いうなりも混じっている。
「冗談だろ……」
急いで扉を開けると、目の前を、首のない男が煤けた制服を着てトロッコのようなものに乗って通り過ぎた。
そして、背後からボソリと声がする。
「……乗れ。次はお前の番だ」
次の瞬間、個室の中の線路が、蒸気を吹き出しながら震え始めた。慌ててトイレから飛び出した加藤は、その後一度もその道の駅に戻ることはなかった。
数ヶ月後、ネットの噂でその道の駅のトイレに関する怪談を見かける。
> 「あのトイレ、昔鉄道事故で亡くなった作業員の霊が出るって有名らしいよ。夜、線路が見えたら、もう逃げられないんだって」
それを読んだ加藤の手は、震えていた。あの線路は、確かに存在していたのだ。
峠を越えた先、県境近くにある古びた道の駅「霧ノ宿(きりのしゅく)」。ドライバーの間では、立ち寄ると疲れが取れると評判で、昼間は人の出入りも多かった。
だが、日が暮れると雰囲気は一変する。霧が濃くなり、人気(ひとけ)が途絶え、どこか空気が淀んでいる。
ある雨の日の夜、長距離トラック運転手の中村はその道の駅に立ち寄った。眠気を取るため、車を降りて売店の前で体を伸ばしていると、足元に奇妙なものを見つけた。
「……線路?」
道の駅の敷地内に、確かに細い鉄のレールが敷かれていた。苔むしてはいたが、確かに本物だった。しかも、その線路は森の奥から売店の裏手を通り、トイレの方向へと続いている。
「なんでこんなとこに線路が?」
気になってたどってみると、線路はトイレの裏で終わっていた。いや、終わってなどいなかった。
トイレの裏手に、ぽっかりと開いたトンネルのような暗い穴があった。しかも、その中からは微かに音が聞こえる。金属が擦れるような、かすかな車輪の音――。
中村が耳を澄ました瞬間、足元の線路が震えた。
ゴトン……ゴトン……。何かが、トンネルの奥から近づいてくる。姿は見えない。ただ、その音だけが確実に大きくなってくる。
恐怖に駆られた中村はその場を離れようとしたが、体が動かなかった。目の前に、かつて使われていたような小さな貨物列車が、煙を吐きながら現れたのだ。
列車の中には、人影が並んでいた。どれも顔がぼやけ、こちらを見ているようで見ていない。そしてその最後尾には、制服を着た駅員のような男がいた。
その駅員が、中村に向かって手招きをした。
「乗り遅れに、注意してくれよ……」
その声と同時に中村の意識は真っ白になり、次に気がついたとき、朝日が差していた。線路も、トンネルも、何もなかった。ただ、ポケットに入れたはずの財布が無くなり、代わりに古い切符が入っていた。
「霧ノ宿発 0時56分 片道」
日付は、昭和47年。事故で廃線になった旧貨物路線の日付だった。
田舎に住む古川家の物置は、昔から少し奇妙だった。祖父の代から建っているその木造の小屋は、今ではほとんど使われておらず、ガラクタや壊れた農機具が押し込まれているだけのはずだった。
ある蒸し暑い夏の午後、高校生の息子・翔太が「自転車のパーツを探したい」と言い出し、久々に物置の鍵を開けた。
扉を開けた瞬間、翔太は違和感に立ち止まった。
「……なんだこれ?」
そこにあったのは、黄ばんだ工場用のフォークリフトだった。大人の背丈ほどもある重機が、埃ひとつない状態で、まるで誰かが昨日まで使っていたかのように鎮座していた。
だが、家族の誰一人としてそんなものを買った覚えはない。農家でもなければ工場でもない。何より、こんな大型の機械がこの狭い物置にどうやって入ったのか、まったく説明がつかなかった。
翔太が家族に話しても、「そんなのあったか?」「見間違いだろ」と相手にされない。だが次の日の夜、ふと目が覚めた翔太は、庭のほうから「ガシャ……ガシャ……」という、金属がこすれるような重い音を聞いた。
恐る恐る窓から外を覗くと、暗闇の中で、物置の扉がゆっくりと開いていた。
中から出てきたのは、あのフォークリフトだった。誰も乗っていないのに、エンジン音もなく、まるで意志を持っているかのように動いている。
そして、その爪には……何か人のようなものが吊るされていた。
翔太は叫ぶこともできず、ただその光景を見ていた。フォークリフトはゆっくりと庭を横切り、やがて闇に溶けるようにして消えた。
翌朝、物置の中にフォークリフトはなかった。
代わりに、床の上に土まみれの作業帽が落ちていた。内側には名前が書かれていた。
「古川 勝男」――翔太の祖父の名前だった。
祖父は、翔太が生まれる前、フォークリフトの事故で亡くなったと聞かされていた。だが家族の誰も、そのことを深く語ろうとはしなかった。
なぜ、今になって……?
翔太が震える手で帽子を拾った瞬間、物置の奥の闇で、低い機械音がもう一度鳴った。
「ガシャ……」
カビと腐った精子臭い6畳の汚部屋に住み着く化け物。無職童貞で美少女とネトウヨが大好き
カップラーメンの残った汁を捨てずに取っておくと湧いてしまう霊
憑依されると自分もケンモジサンになってしまい
その残りの汁でラーメンやうどんを食ってしまう
安倍晋三が安倍晋三していただけなのに、恐ろしい悪霊にマッサージされて死んでしまった
7日間ほとんど何も食べていなかったので、お腹がすき御飯を食べました。
でもその御飯が7日前に炊いたものだったので、こわくてこわくて…
こんなレスできるお前が怖い
これ最初聞いたとき、炊飯器のご飯が腐ってるから開けるのが怖いって意味だと思ってた
悪いなあのび太
うちのモニターはノングレアなんだ
約60度の角度でチョップすると柔らかく炊ける
スマホにもアンチグレアシート貼ってるわ
サラサラだし指紋もあまりつかないから良い
802: おさかなくわえた名無しさん 2006/03/10(金) 17:32:24 ID:s2RHsW2o
コレクションについての話がありましたけど、私は夫のコレクションを捨ててしまって後悔した立場でした。
鉄道模型でしたけど。
かなり古い模型がまさに大量(線路も敷いてて一部屋使っていた)という感じでした。
結婚2年目ぐらいから「こんなにあるんだから売り払ってよ」と夫に言い続けたのですが、毎回全然行動してくれずに言葉を濁す夫にキレてしまい、留守中に業者を呼んで引き取ってもらえるものは引き取ってもらいました。
帰ってきた夫は「売り払ったお金は好きにしていい」「今まで迷惑かけててごめん」と謝ってくれました。
残っていた模型も全部処分してくれたのですごく嬉しかったです。
でもその後夫は蔵書をはじめ自分のもの全てを捨て始めてしまいました。
会社で着るスーツとワイシャツや下着以外は服すらまともに持たなくなり、今では夫のものは全部含めても衣装ケース二つに納まるだけになってしまって…
あまりにも行きすぎていて心配になり色々なものを買っていいと言うのですが、夫は服などの消耗品以外絶対に買わなくなってしまい、かえって私が苦しくなってしまいました。
これだけ夫のものがないと夫がふらっといなくなってしまいそうですごく恐いのです。
こういう場合ってどうしたらいいんでしょう。