【医療】人工甘味料が腸内細菌乱す可能性 血糖値に影響も [田杉山脈★]アーカイブ最終更新 2022/10/03 15:301.名刺は切らしておりましてダイエットをうたう炭酸飲料を飲んで、砂糖に付き物のうしろめたさやカロリーを気にせずに甘さを堪能する。その快感は多くの人が経験したことがあるだろう。しかし、新たな研究によると、人工甘味料はかつて考えられていたほど無害ではなく、それどころか糖尿病や体重増加のリスクを高めるかもしれない。科学者らは以前より、人工甘味料と人間の糖尿病との関連を疑ってきたが、これまでは実験用のマウスでしか証拠は示されていなかった。今回、イスラエルの科学者たちが、同様の試験を人間で行ったところ、人工甘味料は人間の腸にすむ細菌の働きを妨げるのみならず、食後に血糖値を下げにくくする可能性があることがわかった。血中にブドウ糖が長く留まるほど、糖尿病、心血管疾患、慢性腎臓病のリスクは高くなる。論文は2022年8月19日付けで学術誌「Cell」に発表された。「人工甘味料が使われるのは、人がカロリーという代価を支払わずに甘さを味わいたいと望むからです」と、イスラエル、ワイツマン科学研究所の免疫学者で、今回の研究を率いたエラン・エリナブ氏は言う。「しかし、非栄養性甘味料は人間の体内で何の作用も示さないわけではありません」人間は誰しも、独自の微生物叢(びせいぶつそう、微生物や細菌の集団)を、腸、鼻、口、皮膚、目などに宿している。こうした微生物は、消化を助けるだけでなく、病原体から身を守ったり、免疫系をサポートしたりする役割を担っている。腸内細菌叢の混乱が起こるのは、非栄養性甘味料が、人間にとってはカロリーがゼロ、あるいは少ししかない一方で、一部の腸内細菌にとっては栄養となり、それらを増殖させるからだ。細菌集団内のバランスが崩れると、場合によっては慢性的な腸の炎症や大腸がんにつながる。今回の研究では、非栄養性甘味料を摂取してから2週間以内に腸内細菌叢が混乱し始めることが確認された。また、糖の代謝にどの程度の影響が及ぶかは人によって異なることも示唆されている。「これは、こうした人工甘味料が実際に人体にどのような影響を与えているかを示す、説得力のある研究です」と、米ロサンゼルス小児病院のマイケル・ゴラン氏は言う。米エール大学エールグリフィン予防研究センターの創設者で、栄養学の専門家デイビッド・カッツ氏も同意見だ。「これは非栄養性甘味料が、細菌叢に特定のダメージを与えて糖代謝を損なうことを立証した、明快で、緻密で、力強い研究です」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD206FD0Q2A920C2000000/出典 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/16647786032022/10/03 15:30:031すべて|最新の50件
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科学者らは以前より、人工甘味料と人間の糖尿病との関連を疑ってきたが、これまでは実験用のマウスでしか証拠は示されていなかった。今回、イスラエルの科学者たちが、同様の試験を人間で行ったところ、人工甘味料は人間の腸にすむ細菌の働きを妨げるのみならず、食後に血糖値を下げにくくする可能性があることがわかった。血中にブドウ糖が長く留まるほど、糖尿病、心血管疾患、慢性腎臓病のリスクは高くなる。論文は2022年8月19日付けで学術誌「Cell」に発表された。
「人工甘味料が使われるのは、人がカロリーという代価を支払わずに甘さを味わいたいと望むからです」と、イスラエル、ワイツマン科学研究所の免疫学者で、今回の研究を率いたエラン・エリナブ氏は言う。「しかし、非栄養性甘味料は人間の体内で何の作用も示さないわけではありません」
人間は誰しも、独自の微生物叢(びせいぶつそう、微生物や細菌の集団)を、腸、鼻、口、皮膚、目などに宿している。こうした微生物は、消化を助けるだけでなく、病原体から身を守ったり、免疫系をサポートしたりする役割を担っている。
腸内細菌叢の混乱が起こるのは、非栄養性甘味料が、人間にとってはカロリーがゼロ、あるいは少ししかない一方で、一部の腸内細菌にとっては栄養となり、それらを増殖させるからだ。細菌集団内のバランスが崩れると、場合によっては慢性的な腸の炎症や大腸がんにつながる。
今回の研究では、非栄養性甘味料を摂取してから2週間以内に腸内細菌叢が混乱し始めることが確認された。また、糖の代謝にどの程度の影響が及ぶかは人によって異なることも示唆されている。
「これは、こうした人工甘味料が実際に人体にどのような影響を与えているかを示す、説得力のある研究です」と、米ロサンゼルス小児病院のマイケル・ゴラン氏は言う。
米エール大学エールグリフィン予防研究センターの創設者で、栄養学の専門家デイビッド・カッツ氏も同意見だ。「これは非栄養性甘味料が、細菌叢に特定のダメージを与えて糖代謝を損なうことを立証した、明快で、緻密で、力強い研究です」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD206FD0Q2A920C2000000/