【NHK、旧ジャニの紅白出場枠を2組で調整か】Snow Man、King&Prince、SixTONES、なにわ男子ら4組の出場を目指す旧ジャニ側と交渉難航で 「折り合いがつかない」の声アーカイブ最終更新 2024/10/31 09:401.影のたけし軍団 ★???NHKは大晦日の夜に放送する「紅白歌合戦」の出場者について、旧ジャニーズ事務所勢(現スタートエンターテイメント社勢、以下スタート社勢)は2組で調整していることが、同局員たちへの取材で分かった。これに対し同社側は3、4組の出場を望んでいるという。お互いの立場と面子が掛かった話し合いが行われている。旧ジャニーズ勢の昨年の「紅白」出場者はゼロ。創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題が国内外で激しく非難されたことなどから、同9月末以降はNHK全体で旧ジャニーズ勢の番組出演を停止したためである。今年は「紅白」に旧ジャニーズ勢が帰って来る。ジャニーズ事務所の後継組織であるスタート社の所属アーティストの出演停止は10月16日に解除済みだ。「紅白」には2組出場で交渉が始まっている。例年より少ないが、性加害の被害者への補償が完全には済んでいないこと、性加害問題にアレルギーが残る視聴者も想定されることなどから、妥当な数だと判断されたようだ。一方でスタート社側は3、4組の出場を希望しているという。Snow ManやKing&Prince、SixTONES、なにわ男子ら出場に値するアーティストには事欠かないと考えているからだろう。2組に抑えたいNHKと3、4を期待するスタート社。どちらかが折れるしかない。制作畑のNHK職員は「数に隔たりがあるから簡単には折り合いがつかない」と読む。紅組と白組でそれぞれ20組強の出場アーティストが発表されるのは例年11月中旬だが、ギリギリまで折衝が続きそうだ。スタート社側にとって交渉の強みは2022年にNHKを退社した元同局理事・若泉久朗氏(62)を顧問に迎え入れていること。元制作局長でもある若泉氏は同局と「紅白」の仕組みを隅々まで知り尽くしている。NHKの制作畑の職員によると、大半が報道畑出身者である同局上層部はガバナンスや視聴者全体の反応を優先するので2組の線を譲りたくない。一方で「紅白」を盛り上げたい制作現場は3、4組でもいいと考えるはずだという。加えて、制作畑としては今後の番組づくりを考えると、スタート社との友好関係を築き上げたい。報道畑と違い、制作畑は視聴率を求められるのだ。若泉氏とスタート社側は同局上層部と制作現場の思惑の隙間を突き、3、4組の出場を実現させようとすると見られている。同局上層部と制作現場の考え方に隔たりがある背景には根源的な理由がある。同局の現在の上層部に多い報道畑と制作畑には人事交流がないに等しく、別会社に近い。2022年4月入局組までは採用も別々で、今も報道希望者が制作に配属されることはまずない。だから報道畑は「紅白」や芸能事務所に対する思い入れもほとんどない。1990年代前半、「紅白」廃止論を最初に口にし、制作畑を震え上がらせたのも報道畑の故・島桂次会長(当時)だった。信じられない人もいるだろうが、芸能人が不祥事を起こした際、制作畑が報道畑の取材に協力することもない。ただし、報道と制作に距離があるのは一概に悪いこととは言えない。NHKのニュースは旧ジャニーズ勢による違法行為をニュースで特別扱いすることがなかった。民放が旧ジャニーズ勢の違法行為に目を瞑ったり、便宜を図ったりしていたのとは大違いだった。さて、過去の旧ジャニーズ勢の「紅白」出場者数は2015年が過去最多の7組だった。近年の紅白の出場者数は紅組、白組それぞれ20組強だから、かなり多かった。しかも白組のトリはまだ旧ジャニーズ事務所に所属していた近藤真彦(60)。16年ぶりの出場だった。ヒットがなかったこともあってか、歌ったのは旧作の「ギンギラギンにさりげなく」(1981年)。この年の近藤はデビュー35周年だった。当時の「紅白」の責任者が制作局長時代の前出・若泉氏である。一方で故・メリー喜多川ジャニーズ事務所副社長の権力がピークに達していた時期でもあった。「紅白」の選考基準は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」などと発表されているが、はたして近藤の出場とトリはどれに該当したのだろう。2015年以降の旧ジャニーズ勢の「紅白」出場者数は2016年が6組、2017年から2019年が5組、2020年が6組、2021年が5組、2022年が6組。ずっと多かった。スタート社としては所属アーティストから不満が出ないようにするためにも早く同水準に戻したいに違いない。
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これに対し同社側は3、4組の出場を望んでいるという。お互いの立場と面子が掛かった話し合いが行われている。
旧ジャニーズ勢の昨年の「紅白」出場者はゼロ。創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題が国内外で激しく非難されたことなどから、同9月末以降はNHK全体で旧ジャニーズ勢の番組出演を停止したためである。
今年は「紅白」に旧ジャニーズ勢が帰って来る。ジャニーズ事務所の後継組織であるスタート社の所属アーティストの出演停止は10月16日に解除済みだ。「紅白」には2組出場で交渉が始まっている。
例年より少ないが、性加害の被害者への補償が完全には済んでいないこと、性加害問題にアレルギーが残る視聴者も想定されることなどから、妥当な数だと判断されたようだ。
一方でスタート社側は3、4組の出場を希望しているという。Snow ManやKing&Prince、SixTONES、なにわ男子ら出場に値するアーティストには事欠かないと考えているからだろう。
2組に抑えたいNHKと3、4を期待するスタート社。どちらかが折れるしかない。制作畑のNHK職員は「数に隔たりがあるから簡単には折り合いがつかない」と読む。
紅組と白組でそれぞれ20組強の出場アーティストが発表されるのは例年11月中旬だが、ギリギリまで折衝が続きそうだ。
スタート社側にとって交渉の強みは2022年にNHKを退社した元同局理事・若泉久朗氏(62)を顧問に迎え入れていること。元制作局長でもある若泉氏は同局と「紅白」の仕組みを隅々まで知り尽くしている。
NHKの制作畑の職員によると、大半が報道畑出身者である同局上層部はガバナンスや視聴者全体の反応を優先するので2組の線を譲りたくない。
一方で「紅白」を盛り上げたい制作現場は3、4組でもいいと考えるはずだという。
加えて、制作畑としては今後の番組づくりを考えると、スタート社との友好関係を築き上げたい。報道畑と違い、制作畑は視聴率を求められるのだ。
若泉氏とスタート社側は同局上層部と制作現場の思惑の隙間を突き、3、4組の出場を実現させようとすると見られている。
同局上層部と制作現場の考え方に隔たりがある背景には根源的な理由がある。
同局の現在の上層部に多い報道畑と制作畑には人事交流がないに等しく、別会社に近い。2022年4月入局組までは採用も別々で、今も報道希望者が制作に配属されることはまずない。
だから報道畑は「紅白」や芸能事務所に対する思い入れもほとんどない。1990年代前半、「紅白」廃止論を最初に口にし、制作畑を震え上がらせたのも報道畑の故・島桂次会長(当時)だった。信じられない人もいるだろうが、芸能人が不祥事を起こした際、制作畑が報道畑の取材に協力することもない。
ただし、報道と制作に距離があるのは一概に悪いこととは言えない。NHKのニュースは旧ジャニーズ勢による違法行為をニュースで特別扱いすることがなかった。
民放が旧ジャニーズ勢の違法行為に目を瞑ったり、便宜を図ったりしていたのとは大違いだった。
さて、過去の旧ジャニーズ勢の「紅白」出場者数は2015年が過去最多の7組だった。近年の紅白の出場者数は紅組、白組それぞれ20組強だから、かなり多かった。
しかも白組のトリはまだ旧ジャニーズ事務所に所属していた近藤真彦(60)。16年ぶりの出場だった。ヒットがなかったこともあってか、歌ったのは旧作の「ギンギラギンにさりげなく」(1981年)。この年の近藤はデビュー35周年だった。
当時の「紅白」の責任者が制作局長時代の前出・若泉氏である。一方で故・メリー喜多川ジャニーズ事務所副社長の権力がピークに達していた時期でもあった。
「紅白」の選考基準は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」などと発表されているが、はたして近藤の出場とトリはどれに該当したのだろう。
2015年以降の旧ジャニーズ勢の「紅白」出場者数は2016年が6組、2017年から2019年が5組、2020年が6組、2021年が5組、2022年が6組。ずっと多かった。
スタート社としては所属アーティストから不満が出ないようにするためにも早く同水準に戻したいに違いない。