【自民党に路線選択迫る総裁選】保守票取り戻しか、規制・構造改革の推進かアーカイブ最終更新 2025/09/09 14:471.影のたけし軍団 ★???保守色の強化か、改革の推進で党のイメージ刷新を図るのか。自民党総裁選は、党の路線選択を議員らに迫る選挙になりそうだ。今回の総裁選では高市早苗前経済安全保障担当相、小泉進次郎農相の動向が注目される。右派の寵児で財政出動に前向きな高市氏と、規制改革の推進を掲げ、多様性にも目配りする小泉氏。2人の争いとなれば安倍晋三元首相の路線への回帰を目指すのか、若い指導者の下で改革政党として再建を図るのか、今後の方向性を示すものになる。 ジャパン・フォーサイトの創設者、トビアス・ハリス氏は8日、自民の現状について「最重要課題はどう近代化し、どう改革するかだ」と指摘。今回の危機を乗り越え、次の衆院選で勝てる政党になるためには、どんな党であるべきか、という問いに直面している」とブルームバーグテレビジョンで語った。ブルームバーグエコノミクスの見方「高市、小泉両氏は、全く異なるビジョンを示している。片方は財政拡張主義で緩和的な金融政策を好む。もう片方は構造改革寄りだ。前者のリスクを債券市場が織り込み始める可能性がある」市場でも総裁選への注目度は高い。日本が再び金融緩和や財政刺激策に戻れば、円安や長期金利の数十年ぶりの高騰につながる可能性があるからだ。総裁選で政策の不確実性が続く中、日本銀行の利上げ時期見通しを後ろ倒しするエコノミストも出始めている。高市氏は安倍元首相の後押しを受け、リーダーへの階段を上った。保守的な政治信条で知られ、昨年の総裁選中に日銀による利上げをけん制する発言をするなど、大胆な金融緩和を掲げた安倍氏の後継者を標ぼうする。首相に就任すれば女性初となる。参院選で「日本人ファースト」を掲げた参政党に流れた一部の有権者の支持を自民が取り戻すことができるかもしれない。高市氏は昨年9月の総裁選期間中に出演したインターネット番組で日銀の金融政策について「金利を今、上げるのはあほやと思う」と発言した。クレディ・アグリコル証券の松本賢マクロストラテジストは、高市氏について「金融政策に関しては間違いなくハト派的」とし、首相に就任すれば「アベノミクスへの回帰」とみていいと語った。特に財政について成長分野や防衛関連で拡張的な政策を進めるとの見方だ。小泉氏は2001年から5年半、党内の異論を押し切って郵政民営化などを進めた純一郎氏の次男だ。自身も石破政権の農相としてコメ価格の引き下げを進めたほか、コメ増産の政府方針を打ち出し、農家や党内の農水族議員から反発を受けた。昨年の総裁選で選択的夫婦別姓制度の導入に賛成の立場を明確にしたことで保守層から批判を浴びた。雇用規制改革も波紋を呼んだ。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-09-08/T28YXJGP9VDB002025/09/08 18:40:2318すべて|最新の50件
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今回の総裁選では高市早苗前経済安全保障担当相、小泉進次郎農相の動向が注目される。右派の寵児で財政出動に前向きな高市氏と、規制改革の推進を掲げ、多様性にも目配りする小泉氏。
2人の争いとなれば安倍晋三元首相の路線への回帰を目指すのか、若い指導者の下で改革政党として再建を図るのか、今後の方向性を示すものになる。
ジャパン・フォーサイトの創設者、トビアス・ハリス氏は8日、自民の現状について「最重要課題はどう近代化し、どう改革するかだ」と指摘。
今回の危機を乗り越え、次の衆院選で勝てる政党になるためには、どんな党であるべきか、という問いに直面している」とブルームバーグテレビジョンで語った。
ブルームバーグエコノミクスの見方
「高市、小泉両氏は、全く異なるビジョンを示している。片方は財政拡張主義で緩和的な金融政策を好む。もう片方は構造改革寄りだ。前者のリスクを債券市場が織り込み始める可能性がある」
市場でも総裁選への注目度は高い。日本が再び金融緩和や財政刺激策に戻れば、円安や長期金利の数十年ぶりの高騰につながる可能性があるからだ。
総裁選で政策の不確実性が続く中、日本銀行の利上げ時期見通しを後ろ倒しするエコノミストも出始めている。
高市氏は安倍元首相の後押しを受け、リーダーへの階段を上った。保守的な政治信条で知られ、昨年の総裁選中に日銀による利上げをけん制する発言をするなど、大胆な金融緩和を掲げた安倍氏の後継者を標ぼうする。
首相に就任すれば女性初となる。参院選で「日本人ファースト」を掲げた参政党に流れた一部の有権者の支持を自民が取り戻すことができるかもしれない。
高市氏は昨年9月の総裁選期間中に出演したインターネット番組で日銀の金融政策について「金利を今、上げるのはあほやと思う」と発言した。
クレディ・アグリコル証券の松本賢マクロストラテジストは、高市氏について「金融政策に関しては間違いなくハト派的」とし、首相に就任すれば「アベノミクスへの回帰」とみていいと語った。特に財政について成長分野や防衛関連で拡張的な政策を進めるとの見方だ。
小泉氏は2001年から5年半、党内の異論を押し切って郵政民営化などを進めた純一郎氏の次男だ。自身も石破政権の農相としてコメ価格の引き下げを進めたほか、コメ増産の政府方針を打ち出し、農家や党内の農水族議員から反発を受けた。
昨年の総裁選で選択的夫婦別姓制度の導入に賛成の立場を明確にしたことで保守層から批判を浴びた。雇用規制改革も波紋を呼んだ。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-09-08/T28YXJGP9VDB00