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ゲームセットの瞬間、ドジャースタジアムが大歓声に包まれた。
ナショナル・リーグ西地区首位のドジャースはこの日のパドレス戦を7-2で勝利し、3年連続22回目の地区優勝を達成。大谷翔平（30）にとってメジャー7年目にして初めての地区優勝となった。
優勝に向けてマジック2で迎えたこの試合は同地区2位のパドレスに勝てば優勝が決まるという大一番。
それだけにドジャースはビューラー（30）、パドレスはマスグローブ（31）の両先発が好投し、4回まで両チームともにスコアボードにゼロが並ぶ投手戦となった。
試合が動いたのは5回。逆転地区優勝のために負けられないパドレスは1死二、三塁というチャンスを作るとアラエス（27）の内野ゴロで1点を先制。さらに6回にもボガーツ（31）の犠牲フライで追加点を奪い、ドジャースを引き離していく。
マスグローブの前にあと1本がなかなか出なかったドジャースは2点ビハインドの7回裏、無死一塁の場面でスミス（29）がセンターへ同点となる2ラン本塁打を放ち試合を振り出しに戻す。
そして、1死一・二塁の逆転のチャンスで迎えた大谷の第4打席。この回途中からマウンドに上がった2番手・スコット（30）から値千金となるライト前へ逆転タイムリー安打を放った。
大谷の一打で勢いに乗ったドジャースは続くベッツ（31）もライトへの2点タイムリーヒットで差を広げていき、この回は打者一巡で5得点という猛攻を見せた。
この後もドジャースは勢いが止まらず、8回裏にはパヘス（23）がダメ押しの2ラン本塁打を放ち、一気にリードを7点へと広げた。
このリードを守るべく、ドジャースはブルペン陣が奮起。8回はトライネン（36）が登板するとプロファー（31）、マチャド（32）の強打者たちを力でねじ伏せて無失点で切り抜ける。
5点リードで迎えた9回表はコペック（28）が登板してパドレス打線を打ち取ってゲームセット。ドジャースが地元・ドジャースタジアムで見事に地区優勝を達成した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad942829a0705b542f45068d0319b2d492e640b6