2月衆院選は「高市信任」選挙のはずが与党の自民と維新が「79選挙区」で競合の大矛盾 自民・維新・参政・国民民主が保守票を奪い合い、中道が浮上してもおかしくない 高市は信任を得られるのか?暗雲が立ち込めているアーカイブ最終更新 2026/01/29 21:551.ムーン ★???「高市信任」選挙のはずが…与党の自民維新「79選挙区」でバッティングの大矛盾公開日:2026/1/23 6:00 更新日:2026/1/22 12:44「高市早苗が内閣総理大臣でよいのかどうか。国民の皆さまに決めていただく。それしかない」 衆院解散の理由について、会見でこう語った高市首相。27日公示、2月8日投開票の衆院選の勝敗ラインは、自民党と日本維新の会の「与党で過半数」としているが、ちょっと待ってほしい。自民と維新は連立パートナーながら選挙区調整はしないとしてきたとはいえ、想像以上にバッティングする選挙区が多いことが分かった。 日刊ゲンダイの調査では、全289の小選挙区のうち約4分の1にあたる79もの選挙区で自民と維新の候補予定者が競合している(別表=21日現在)。 少数与党解消のために握り合った数合わせだから、本音では信頼し合っていないのかもしれない。ケンカは好きにすればいいが、困るのは有権者だ。選挙区で1人しか当選しないのに、与党を応援したいと考える人は自民か維新のどちらに票を投じればいいか分からない。 21日、維新は衆院選の公約を発表。経済政策では高市首相と歩調を合わせているが、維新の悲願である大阪都構想を前提として「副首都法」の制定も打ち出している。一部報道によれば、維新幹部は「自民がひるむ政策を前に進める」と違いを強調する意向を示しているようだが、与党内で足を引っ張り合うみたいで、矛盾もいいところ。仮に、維新がガバッと得票を増やせば、“私を信任せよ”と啖呵を切った高市は形なしである。「特に、維新の牙城である大阪府内の有権者は困惑しています。『高市さんを応援したいけど、維新を切り捨てるわけにもいかない』といった声が上がっています」(府政関係者) 全19選挙区の大阪では14選挙区で競合。意外なのは、全30選挙区の東京でも11選挙区で自民と維新がバッティングしていることだ。中には、競合しているだけでなく、保守系野党が乱立しカオス状態になることが予想される選挙区もある。自民と維新が票を食い合うだけでなく、参政党や国民民主党も保守票を奪い合う展開が予想されるのだ。象徴的なのは、旧安倍派の裏金議員だった丸川珠代元五輪相が出馬予定の東京7区だ。「7区では丸川さんの他、維新から総務省元職員が出馬予定。さらに、参政党から元会社員の女性が立候補し、国民民主党も女性候補の擁立を検討中だそう。4党で票を食い合い、結果的に中道改革連合から出馬する現職の松尾明弘議員が有利になって、自維の共倒れもあり得る。それが分かっているからか、丸川さんは必死に地元回りを展開。『高市総理が財務省の抵抗に打ち勝つ!』と気勢を上げています」(地元関係者) 漁夫の利を得そうなのが、立・公の新党「中道改革連合」だ。東京7区のみならず、千葉8区や旧統一教会とのズブズブ関係を問題視された山際大志郎元経済再生相が立候補予定の神奈川18区、和歌山1区も自維の他に参政党など保守系野党が乱立模様。中道が浮上してもおかしくない状況だ。 高市は信任を得られるのか。暗雲が立ち込めている。 ◇ ◇ ◇ 自維連立政権のデタラメぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。日刊ゲンダイDIGITALhttps://www.nikkan-gendai.com/?p=news_detail&id=383177画像:「私を信任して」と言ったが…https://content.gendai.eigyo.jp/images/article/000/383/177/6971992d6d906.jpeg
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公開日:2026/1/23 6:00 更新日:2026/1/22 12:44
「高市早苗が内閣総理大臣でよいのかどうか。国民の皆さまに決めていただく。それしかない」
衆院解散の理由について、会見でこう語った高市首相。27日公示、2月8日投開票の衆院選の勝敗ラインは、
自民党と日本維新の会の「与党で過半数」としているが、ちょっと待ってほしい。
自民と維新は連立パートナーながら選挙区調整はしないとしてきたとはいえ、想像以上にバッティングする選挙区が多いことが分かった。
日刊ゲンダイの調査では、全289の小選挙区のうち約4分の1にあたる79もの選挙区で自民と維新の候補予定者が競合している(別表=21日現在)。
少数与党解消のために握り合った数合わせだから、本音では信頼し合っていないのかもしれない。ケンカは好きにすればいいが、困るのは有権者だ。
選挙区で1人しか当選しないのに、与党を応援したいと考える人は自民か維新のどちらに票を投じればいいか分からない。
21日、維新は衆院選の公約を発表。経済政策では高市首相と歩調を合わせているが、維新の悲願である大阪都構想を前提として「副首都法」の制定も打ち出している。
一部報道によれば、維新幹部は「自民がひるむ政策を前に進める」と違いを強調する意向を示しているようだが、与党内で足を引っ張り合うみたいで、矛盾もいいところ。
仮に、維新がガバッと得票を増やせば、“私を信任せよ”と啖呵を切った高市は形なしである。
「特に、維新の牙城である大阪府内の有権者は困惑しています。『高市さんを応援したいけど、維新を切り捨てるわけにもいかない』といった声が上がっています」(府政関係者)
全19選挙区の大阪では14選挙区で競合。意外なのは、全30選挙区の東京でも11選挙区で自民と維新がバッティングしていることだ。
中には、競合しているだけでなく、保守系野党が乱立しカオス状態になることが予想される選挙区もある。
自民と維新が票を食い合うだけでなく、参政党や国民民主党も保守票を奪い合う展開が予想されるのだ。
象徴的なのは、旧安倍派の裏金議員だった丸川珠代元五輪相が出馬予定の東京7区だ。
「7区では丸川さんの他、維新から総務省元職員が出馬予定。さらに、参政党から元会社員の女性が立候補し、国民民主党も女性候補の擁立を検討中だそう。
4党で票を食い合い、結果的に中道改革連合から出馬する現職の松尾明弘議員が有利になって、自維の共倒れもあり得る。
それが分かっているからか、丸川さんは必死に地元回りを展開。『高市総理が財務省の抵抗に打ち勝つ!』と気勢を上げています」(地元関係者)
漁夫の利を得そうなのが、立・公の新党「中道改革連合」だ。東京7区のみならず、
千葉8区や旧統一教会とのズブズブ関係を問題視された山際大志郎元経済再生相が立候補予定の神奈川18区、和歌山1区も自維の他に参政党など保守系野党が乱立模様。
中道が浮上してもおかしくない状況だ。
高市は信任を得られるのか。暗雲が立ち込めている。
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