大野精工代表 大野雅史からのお知らせ part 3アーカイブ最終更新 2023/04/08 23:471.名無しさんi9+GW7Oj豊田自動織機、評価不正看過14年法規に定められた手順を踏まなかった不正は14年もの間、見過ごされていた。社内に受け入れていたトヨタ自動車の人員の知見も生かされなかった。日野自動車に続いてトヨタグループ内で不正が相次ぎ発覚しており、品質への信頼が揺らぎかねない事態になっている。 日野6政権にトヨタ出身者延べ61人入閣 親会社「被害者面」は通用せず 日野で不正が次々と発覚、出荷停止の車種が続出した。これに ついて、親会社のトヨタは自らが「被害者」かのような主張を続けるが、日野社員は「不正の一因はトヨタにあり」と憤る。 国内向けトラック全量出荷停止ーー。トラック業界をけん引する日野自動車に激震が走った。エンジンの排出ガスや燃費に関する認証申請において、約20年にわたる広範囲の不正が判明し、一部の車種が出荷停止となったのだ。 日野がこの不正を発表した後、国土交通省の立ち入り検査により 排出ガス劣化耐久試験に関する不正行為が追加で発覚。この「不正発覚ドミノ」により、 一時は国内向け全量が出荷停止になるという空前の事態に見舞われた。 長年の不正を見過ごしてきた日野の組織体質について、 自動車産業を所管する国土交通省の職員は「これだけ大規模な不正をしてきた日野が変わるのは容易ではない」と日野の置かれた状況の厳しさを指摘する。 一方、親会社であるトヨタ自動車は、 自らが「被害者」であるかのような態度に徹している。それは、今回の不正が明るみに出た際の豊田章男社長のコメントからも明らかだ。 「今回日野が起こした認証試験不正はお客様をはじめ全ての ステークホルダーの信頼を大きく損なうものであり、日野の親会社としても、株主としても、極めて残念に思います。長期間に亘りエンジン認証における不正を続けてきた日野は、550万人の仲間として認めていただけない状況にあります」 この発言からは「トヨタは日野の不正とは無関係」という主張が透けて見える。 ところが、日野の現役社員からは「不正の一因はトヨタにある」との憤りの声が上がる。 車は造れても組織はつくれない トヨタ天下りの急所 子会社化当時の蛇川忠暉社長から、現在の小木曽聡社長まで6政権で、延べ61人ものトヨタ出身者が日野の役員に就任しているのだ。トヨタ本体の役員や技術系の部長などそうそうたる顔触れである。これでは、日野の組織とトヨタが「無関係」とはいえまい。 20年近くにわたって歴代政権を見てきた日野の中堅社員は、役員が組織に与える影響についてこう語る。 「役員のカラーによって、組織の雰囲気は変わる。小木曽社長をはじめ穏やかな役員もいる一方で、部下にプレッシャーをかける人も少なくなかった」 歴代政権の経営手法が、組織風土に大きな影響を及ぼしていたようだ。さらにこの中堅社員は、社風と不正の関係についてこう振り返る。 「歴代の役員たちは、不正に直接は関わっていなかっただろうが、『なんとかしろ』と現場を追い詰めて。最近は少しずつ変わってきているものの、長年、気合い根性で何とかしようとする昭和的な文化だった。目標必達やスケジュール厳守の風土が、不正に手を染めてでも、つるし上げられずに済ませたいという心理につながったのではないか」 では、このような風土はいつ頃から熟成されてきたのだろうか。日野の別の中堅社員に話を聞くと、トヨタが親会社になって最初の社長である蛇川氏の時代はよかったという。「蛇川社長は経営難の日野を立て直したが、その後の歴代社長で組織が徐々におかしくなっていたというのが、周りのベテラン社員の間での共通認識」というのだ。 これまで数多くの トヨタ出身者と接してきたこの社員は、「トヨタ出身者できちんとした人もたくさんいる」としながらも、人事と不正の関係について、こう指摘する。 「トヨタからチーフエンジニアクラスの技術者が天下ってくるが、社内でその人たちは『車は造れてもちゃんとした組織は作つくれない人』と見られている。部長・課長クラスも含め、トヨタで出世できなかった人や、人格や仕事に 問題がある人が毎年のように日野に入ってきて、『トヨタ流の経営』を押し付けられ続けたことが、組織風土悪化の一因なのでは」出典 https://mao.5ch.net/test/read.cgi/industry/16809652712023/04/08 23:47:511すべて|最新の50件
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法規に定められた手順を踏まなかった不正は14年もの間、見過ごされていた。社内に受け入れていたトヨタ自動車の人員の知見も生かされなかった。
日野自動車に続いてトヨタグループ内で不正が相次ぎ発覚しており、品質への信頼が揺らぎかねない事態になっている。
日野6政権にトヨタ出身者延べ61人入閣
親会社「被害者面」は通用せず
日野で不正が次々と発覚、出荷停止の車種が続出した。これに ついて、親会社のトヨタは自らが「被害者」かのような主張を続けるが、日野社員は「不正の一因はトヨタにあり」と憤る。
国内向けトラック全量出荷停止ーー。トラック業界をけん引する日野自動車に激震が走った。エンジンの排出ガスや燃費に関する認証申請において、約20年にわたる広範囲の不正が判明し、一部の車種が出荷停止となったのだ。
日野がこの不正を発表した後、国土交通省の立ち入り検査により 排出ガス劣化耐久試験に関する不正行為が追加で発覚。この「不正発覚ドミノ」により、 一時は国内向け全量が出荷停止になるという空前の事態に見舞われた。
長年の不正を見過ごしてきた日野の組織体質について、 自動車産業を所管する国土交通省の職員は「これだけ大規模な不正をしてきた日野が変わるのは容易ではない」と日野の置かれた状況の厳しさを指摘する。
一方、親会社であるトヨタ自動車は、 自らが「被害者」であるかのような態度に徹している。それは、今回の不正が明るみに出た際の豊田章男社長のコメントからも明らかだ。
「今回日野が起こした認証試験不正はお客様をはじめ全ての ステークホルダーの信頼を大きく損なうものであり、日野の親会社としても、株主としても、極めて残念に思います。長期間に亘りエンジン認証における不正を続けてきた日野は、550万人の仲間として認めていただけない状況にあります」
この発言からは「トヨタは日野の不正とは無関係」という主張が透けて見える。
ところが、日野の現役社員からは「不正の一因はトヨタにある」との憤りの声が上がる。
車は造れても組織はつくれない
トヨタ天下りの急所
子会社化当時の蛇川忠暉社長から、現在の小木曽聡社長まで6政権で、延べ61人ものトヨタ出身者が日野の役員に就任しているのだ。トヨタ本体の役員や技術系の部長などそうそうたる顔触れである。これでは、日野の組織とトヨタが「無関係」とはいえまい。
20年近くにわたって歴代政権を見てきた日野の中堅社員は、役員が組織に与える影響についてこう語る。
「役員のカラーによって、組織の雰囲気は変わる。小木曽社長をはじめ穏やかな役員もいる一方で、部下にプレッシャーをかける人も少なくなかった」
歴代政権の経営手法が、組織風土に大きな影響を及ぼしていたようだ。さらにこの中堅社員は、社風と不正の関係についてこう振り返る。
「歴代の役員たちは、不正に直接は関わっていなかっただろうが、『なんとかしろ』と現場を追い詰めて。最近は少しずつ変わってきているものの、長年、気合い根性で何とかしようとする昭和的な文化だった。目標必達やスケジュール厳守の風土が、不正に手を染めてでも、つるし上げられずに済ませたいという心理につながったのではないか」
では、このような風土はいつ頃から熟成されてきたのだろうか。日野の別の中堅社員に話を聞くと、トヨタが親会社になって最初の社長である蛇川氏の時代はよかったという。「蛇川社長は経営難の日野を立て直したが、その後の歴代社長で組織が徐々におかしくなっていたというのが、周りのベテラン社員の間での共通認識」というのだ。
これまで数多くの トヨタ出身者と接してきたこの社員は、「トヨタ出身者できちんとした人もたくさんいる」としながらも、人事と不正の関係について、こう指摘する。
「トヨタからチーフエンジニアクラスの技術者が天下ってくるが、社内でその人たちは『車は造れてもちゃんとした組織は作つくれない人』と見られている。部長・課長クラスも含め、トヨタで出世できなかった人や、人格や仕事に 問題がある人が毎年のように日野に入ってきて、『トヨタ流の経営』を押し付けられ続けたことが、組織風土悪化の一因なのでは」